Berkeley
今日は、Scholar Information Meetings がありました。
これは来たばかりの研究者や研究者の卵に対して、保険やヴィザ、運転免許や税金などバークリーで生きてゆくための情報を提供するための集まりです。
きくところでは、ごく短期の滞在も含めて全学部・研究所で毎年約2000人の研究者が招かれているのだそうです。規模が違う。
さらに驚くのが、その膨大な数の研究者を迎え入れて、スムーズに待遇するその洗練されたシステムと、莫大な予算です。個々の説明会は、みんなコーヒーとリフレッシュメンツが用意されていました。至れり尽くせりです。
この集会は、キャンパスの東の端にある International House(写真)というところで開催されたのですが、この建物も、古いにもかかわらず重厚で、まるでホテルのようにゴージャスでした。
加えて、もうひとつ驚いたことは、アメリカ人の約30%がなんらかのボランティアに参加していて、この社会を支えているということです。ぼくが思ったより、ボランティアの文化や生き方は、この国に根付いているのかもしれません。
アパートのエレベーターで偶然一緒になったアジア系の青年に、「学生さんですか?」ときいたら、「いえ、卒業したばかりです。今は、ボランティアをするためにここに滞在しています」とのこと…。
「ボランティアのためにここにいる」という意味がよくつかめなかったのですが、そいういうことはここでは別にめずらしくないのかもしれません。
ホスピタリティとボランティア。このアメリカの中で最初に出会った、おみごとな文化です。