Berkeley
朝起きてみると、今日は本当にいい天気でした。
これは部屋にこもって仕事をしている場合ではない!!
そう判断しました。
それで、まだ車でしか訪れたことのない、海の近くのWest Berkeley に、買ったばかりのトレッキング・シューズを履いて、散歩に出かけました。一周して帰ってくると、およそ8~9キロぐらいで、ちょうどいい運動になります。
太陽光線が強いので、少し歩くと汗ばみますが、風がさわやかで涼しいので、すぐに乾いてしまいます。最高のコンディションです。
概してこの地域の住民の多くは黒人で、また以前はあまり治安が良くないとされていました。今は、「4th Street」などのきれいなショッピング街や芸術家のアトリエなども近くにでき、ずいぶんと洗練されてきたようです。しかしぼくにとって印象的だったの は、個々の中低所得者向けの平屋の家々が、それぞれさまざまな花や植物におおわれ、装飾もそれぞれが個性的で、本当に多様な「興」と「美」を湛えていたと いうことです。けっして「豪華」ではありませんが、こんなに手作り感のある、自分独自の趣向の家に住むと、とても愛着が湧くだろうな、と思いました。
途中、バークリー自前の有名なチョコレート工場(「Scharffen Berger」)のカフェで一服(写真左)。甘いものが好きなぼくには、至福の時でした。
写真の右は、その住宅街で咲き乱れていた花のひとつです。空の色がわかるのと、よく見ると中央にハチドリが飛んでいます。
帰りに、バークリーで一番おいしい「Acme Bread」に寄ってパンを買って帰りました。