Berkeley

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一日明けて。<希望>について。

2008年11月06日19:06

今朝、少し寝坊したものの、まさに歴史的な新聞を買いに家をでましたが、どこも売り切れ。普段新聞を読まない人たちも、今日の朝刊を買いに殺到したようです。

しかし、今日のジムでは、なぜか昨日の大統領選の話は誰もしていませんでした。「宴のあと」、というところでしょうか。

オバマは、自分に投票しなかった人たちにも呼びかけて、時間がかかってもアメリカを立て直すために一致団結しようと言いました。一日明けて、そのタスクの「重み」が、個々人の心にのしかかっているという感じかもしれません。

店があちこちでどんどん閉店に追い込まれていくことにも見られるように、経済危機は依然として深刻なままです。

しかし、同じ危機の中でも、アメリカにあって日本にないもの。それは、「希望」です。「希望」はいったいどこから生まれるのでしょう。オバマは、 「どうせ何も変わりはしない」というシニシズムや悲観主義に打ち克とうと呼びかけました。今回、アメリカの市民はそのことばに耳をかたむけました。

一方、私の国、日本にはどうしたら「希望」が生まれるのでしょうか。「どうせ何も変わりはしない」という気分や雰囲気を、どうすれば打開できるでしょうか。

今日はそのことをずっと考えていました。