Berkeley
やっと家で自炊ができる環境になったので、昨夜からなるべく自分で食事をつくっています。外食と比べ、かなりの経費節減になります。
今日の夕食は、玄米ご飯とブロッコリ。
いずれも、「アンドロニコス・マーケット」という約4キロ離れたスーパーでようやく入手したものです。アメリカは、車あらねば人にあらずです。ぼくは1週間分の食材を入れた4つ分のペーパーバッグを、鬼のような顔をして家まで歩いて運びました。街中を大きな袋をいくつももってうろうろしているのは、ぼくとホームレスだけです。ほんとです。みんなジェラートなんか食べながら、にこやかに歩いています。
実は後でわかったのですが、「アンドロニコス」は反対側方向に約1.5キロのところにもありました…。しかしいずれにせよ、そのようにして手に入れた貴重な食材。もちろん玄米は炊飯器で炊き、ブロッコリは、茹でました。巨大な塊が二つあったので、いっきょに茹でて二回に分けて食べようと思いました。味付けは、茹であがりにイタリアンの濃厚なドレッシングをかけるだけ。
あっという間に準備ができ、孤独なので、一人で「完璧だっ!」とか言いながら、食べだしたら、驚きです。
野菜がうまい…。
玄米も日本と比べると柔らかくて、抵抗なく食べられたのですが、とにかくブロッコリがうまい。ぼくは元来ブロッコリ好きなのですが、結局むしゃむしゃと大皿(アメリカサイズですよ)山盛りのブロッコリを全部平らげてしまいました。しかも、なんというか、上等のお肉を食べたような食後の充実感。
カリフォルニアの「野菜力」を再認識したできごとでした。