中村 貴 / Nakamura Takashi

所 属

国際学部 国際文化学科

職 名

准教授

連絡方法

tnakamu@nuis.ac.jp

学 歴

2002年 西南学院大学文学部国際文化学科卒業
2004年 西南学院大学大学院文学研究科修士課程修了
2007年 西南学院大学大学院国際文化研究科博士課程単位取得満期退学
2009年~2015年 華東師範大学中国語言文学系博士課程留学(中国)
2015年 華東師範大学中国語言文学系博士課程修了

学 位

博士(国際文化、西南学院大学、2013年3月)
博士(文学、華東師範大学、2015年6月)

職 歴

2016年4月~2022年9月 西南学院大学国際文化学部非常勤講師
2015年7月~2017年12月 華東師範大学社会発展学院民俗学研究所博士研究員
2016年4月~2020年3月 西南学院大学国際文化研究科博士研究員
2018年3月~2022年9月 華東師範大学社会発展学院民俗学研究所専任講師
2019年4月~現在    関西学院大学世界民俗学研究センター客員研究員

受賞歴

第二次張学良口述歴史国際学術研討会優秀論文賞(二等賞、2017年8月)

研究分野

中国古代史、現代民俗学、現在は現代上海在住日本人の生活史について研究し、彼らの生活史を日中関係史の文脈に位置づけ、民間人の生活史や民間交流から日中関係を捉えようと試みている。

所属学会

日本中国学会、九州中国学会、日本民俗学会、中国民俗学会

主要業績

著書

①(2020)『太湖流域春申君治水伝説研究』中国社会科学出版社

②(2019)「日中両国の“はざま”に生きる―現代上海在住日本人とその境界性について」国立歴史民俗博物館編『歴博』第216号、pp.12-15

③(2017)「“内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践」松尾恒一編『アジア遊学』NO.215、pp.212-216(勉誠出版)

④(2014)「「強死」考-「強死」と楚人・楚の巫風との関係を中心として-」大野圭介主編『『楚辞』と楚文化の総合的研究』pp.21-37(汲古書院)

⑤(2011)「楚人与『楚辞』中的「強死」研究」中国屈原学会編『中国楚辞学 』pp.333-343(学苑出版社)

論文

①(2023)「現代上海における日本人社会の形成と発展(1)-1970年代末から1990年代まで-」『新潟国際情報大学国際学部紀要』Vol.8、pp.101-109

②(2022)「現代中国の民俗学:テクストの中の“民俗”から生活の中の“民俗”へ」『関西学院大学社会学部紀要』第138号、pp.135-159

③(2021)「通往“新都市民俗学”之路-従日本都市民俗学及其問題談起」『華東師範大学(哲学社会科学版)』第1号、pp.102-106

④(2020)「面向“人”及其日常生活的学問-現代日本民俗学的新動向」『文化遺産』第3号、pp.99-106

⑤(2019)「混合型群体的可能性―以当代在滬日本人的位置性為中心」『華僑大学学報(哲学社会科学版)』第4号、pp.139-150

⑥(2018)「口述、口述史学与口述史方法―従重現歴史到探究普通人的“心意”」『史林』口述史増刊号、pp.186-190

⑦(2017)「被建構的「恐惧記憶」-来自在滬日本人的日常生活体験分析」『華東師範大学(哲学社会科学版)』第5号、pp.62-69

⑧(2017)「太湖流域春申君伝説研究-以上海為例」『荊楚学刊』第4号、pp.5-11

⑨(2017)「四君子から治水人物へ-太湖流域における春申君伝説の形成と伝承について-」『九州中国学会報』第55号、pp.1-15

⑩(2017)「探究普通人日常生活及其背后的心意-兼論現代民俗学研究中口述史方法的目的与意義」『鄭州大学学報(哲学社会科学版)』第1号、pp.123-127

⑪(2016)「追尋主観性事実:口述史在現代民俗学応用的方法与思考」『文化遺産』第6号、pp.89-95

その他

科研費(中国)「現代上海日僑生活史研究」(中国博士后科学基金、2015年7月~2017年12月)
「口述史視野下的現代上海在滬日本人生活史研究(1978年~2020年)」(中国中央高校項目、2018年3月~2022年9月)
「上海都市語境中的“日式”生活方式研究-以居酒屋為个案」(華東師範大学、青年預研究、2021年7月~2022年9月)