區 建英 / Ou Jianying
所 属
国際学部 国際文化学科
職 名
教授
連絡方法
学 歴
1982年 広州外国語大学 日本言語文学科卒業
1984年 北京師範大学歴史学系修士課程卒業(文学修士)
1993年 東京大学大学院博士課程修了 単位取得満期退学
学 位
博士(学術、東京大学、1993年3月)
職 歴
1984~1993年 (中国)曁南大学歴史学部専任講師
1988~1995年 学習院大学文学部兼任講師
1993~1994年 東京大学教養学部客員研究員
1994~1997年 新潟国際情報大学助教授
2015~2016年 中国 南開大学客員研究員、北京大学客員教授
1995~現在 慶應義塾福沢研究センター客員研究員
受賞歴
2021年1月 中国社会科学院日本研究所 第12回優秀論文「隅谷賞」受賞(「隅谷賞」とは、隅谷三喜男先生の基金によって中国社会科学院で設立された学術賞で、日本研究の優秀論文を表彰するものである)。
研究分野
思想史学:日本政治思想史、中国近代思想史。中国の民主化への関心から思想史を研究する。恩師・丸山眞男先生の思想史学から叡智を吸収して、中国の民主化という課題の研究に活用する。
所属学会
中国社会文化学会・アジア政経学会・政治思想学会・日本思想史学会、American Political Science Association
担当科目
中国史概説、現代中国論、中国語
主要業績
著書
①區建英(共著) (2022).「丸山真男思想中的「永恆與時間」」,「從丸山真男的「古層」視點看日本的歷史意識」黃俊傑・安藤隆穗編『東亞思想交流史中的脈絡性轉換』(pp. 285-320, 321-357).國立臺灣大學人文社會高等研究院東亞儒學研究中心.
②區建英(単訳) (2018).『福澤諭吉与日本近代化』(第三版) 原著者・丸山眞男, 北京師範大学出版社.
③區建英(単訳) (2016).『東亜的王権与思想』原著者・渡辺浩, 上海古籍出版社 (2020年 上製版).
④區建英(共著) (2016).「孫中山「民權主義」的時空轉換與創造」潘朝陽編『儒家道統與民主共和』(pp. 41-76) , 臺灣師範大学出版中心
⑤區建英(共著) (2013).「厳復――国民の自由を探し求めた非主流の思想家」趙景達等編『東アジアの知識人 Ⅰ文明と伝統社会』(pp. 118-134) , 有志舎.
⑥區建英(共著) (2011).「日清戦争の衝撃と近代国家形成――中国」,「侵略と抗日――中国」米原謙・金鳳珍・區建英『東アジアのナショナリズムと近代』 (pp. 101-143, 249-290). 大阪大学出版会.
⑦區建英・劉岳兵 (共訳) (2009).『日本的思想』原著者・丸山真男, 生活・読書・新知 三聯書店.
⑧區建英(単著) (2009).『自由と国民 厳復の模索』東京大学出版会.
⑨區建英(共著) (2005).「明治立憲政と清末改革」鳥海靖等編『日本立憲政治の形成と変質』(pp. 141-164) , 吉川弘文館.
論文
①區建英 (2019). 「丸山真男對中國現代性的看法」『臺灣東亞文明研究學刊』16(1), 189-219.
②區建英 (2019). 「丸山眞男思想史学的軌跡」中国社会科学院『日本学刊』第3期(「隅谷賞」2021年受賞論文), 136-166.
③區建英 (2016). 「丸山真男與福澤諭吉思想中的「獨立自尊」與「他者感覺」」臺灣大學人文社會髙等研究院『臺灣東亞文明研究學刊』13(1), 107-146.
④區建英 (2015). 「丸山眞男の方法と中国思想の省察」『戦後日本思想と東アジア――知識人と民衆――』同志社大学人文科学研究所, 人文研ブックレットNo.49, 27-45.
⑤區建英 (2011). 「丸山真男と私の中国研究」東京大学出版会『UP』vol.462(April 2011), 51-57.
⑥區建英 (2008). 「清末中国の国粋派と明治日本の国粋主義」ソウル大学校奎章閣国学研究院『韓国文化』41(6), 158-181.
⑦區建英 (2008). 「厳復的 “会通” 与自由」『福州大学学報』[哲学社会科学版] vol.2, 31-36.
⑧區建英 (1998). 「丸山真男における国民国家と永久革命」歴史学研究会編『歴史学研究』708(3), 31-40.
⑨區建英 (1995). 「励みと悲しみ――近代中国と日本」岩波書店『世界』1995年3月号, 150-159.
⑩區建英 (1992). 「福沢諭吉研究と丸山眞男」みすず書房『みすず』vol.379 (October 1992), 21-26.
その他
1986年に東京大学大学院で日本思想を研究するために来日。