越智 敏夫 / Ochi Toshio
所 属
国際学部 国際文化学科
職 名
教授(学長)
連絡方法
学 歴
1986年 立教大学法学部卒業
1992年 慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学
学 位
法学修士(慶應義塾大学政治学専攻、1988年3月)
職 歴
1992~1994年 立教大学法学部助手
1994~1996年 シカゴ大学客員研究員
1996年 新潟国際情報大学専任講師(1999年 助教授、2006年 教授)
2002~2003年 ニューヨーク大学研究員
2017年 ノースカロライナ大学チャペルヒル校研究員
2018年 カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員教授
研究分野
現代政治理論、政治文化論、アメリカ政治論。
現代政治理論の発展と市民社会・政治文化の関連の研究。主にアメリカ合衆国を中心にした先進資本主義諸国における政治的理念の展開を現実政治との関係のなかで考察する。国民国家を中心概念とした一元的な政治統合の態様を批判的に検討し、その代替物の可能性を政治理論的課題として考えたい。またその議論の前提としておきたいのは、目の前にある政治制度や政治体制は所与のものとして存在しているのではなく、それらはあくまでも変革可能な「状況」論理のもとに置かれているということである。
所属学会
日本政治学会、日本アメリカ学会、American Political Science Association、政治思想学会
担当科目
政治学、市民社会論、アメリカ史概説
主要業績
著書
①(2018)『政治にとって文化とは何か』ミネルヴァ書房
②(2007)共著『現場としての政治学』日本経済評論社
③(2006)共著『東アジア〈共生〉の条件』世織書房
④(2003)共著『現代市民政治論』世識書房
⑤(1999)共著『講座政治学 第一巻・政治理論』三嶺書房
⑥(1997)共著『グローバル・デモクラシーの政治空間』東信堂
論文
①(2015)“Apocalyptic Memories and Subjective Movements:Differentiation by Political Power in Postwar Japan,”Boundary 2, Summer 2015:Volume 42, Number 3.
②(2012)「ナショナリズムと自己批判性」『立教法学』86号
③(2011)「強制される忠誠:フィランソロピーとリベラル・ナショナリスト」『年報政治学』2011-Ⅰ 政治における忠誠と倫理の理念化 pp.93-112
④(2007)「アメリカ国家思想の文化的側面:その政府不信と体制信仰について」『政治思想研究』第7号 pp.32-56
⑤(2005)“Erasing Memories,Preserving Memories: Political Meanings of Pollution and Antipollution Movements in Cold War Japan,”Journal of Pacific Asia, vol.12