井堂 有子 / Yuko Ido
所 属
国際学部 国際文化学科
職 名
教授
連絡方法
ido@nuis.ac.jp
学 歴
1999年 旧大阪外国語大学外国語学部卒業
2001年 東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了
2005年 オランダ国立社会科学研究所修士課程修了
2017年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学
学 位
開発学修士(オランダ国立社会科学研究所、2005年12月)
職 歴
2001 ~ 2004年 在エジプト日本大使館 専門調査員
2006 ~ 2007年 広島大学研究員
2007 ~ 2010年 国際協力機構在シリア事務所企画調査員
2010 ~ 2012年 国際協力機構在スーダン専門家(プロジェクト・マネジメント)
2013 ~ 2015年 国際基督教大学アジア文化研究所準研究員(15 ~ 20年研究員)
2019 ~ 2020年 上智大学イスラ-ム研究センター特別研究員
2020 ~ 2023年 日本国際問題研究所研究員
2020 ~ 2024年 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー
2024年4月~現在 現職
他、昭和女子大学、日本社会事業大学等で非常勤講師、翻訳・通訳等
https://researchmap.jp/7000029069
研究分野
中東地域研究、開発学。特にエジプトを中心とした中東・北アフリカの食糧安全保障を研究テーマとしている。近年、「食と農」への関心を強くし、日本・他地域の課題、実践と理論からも学ぼうとしている。
所属学会
国際開発学会、日本中東学会
担当科目
中東・北アフリカ地域論、世界史(近現代)、異文化理解
主要業績
(直近5年)
著書
(2023)『 移行期にある国際秩序と中東・アフリカ』日本国際問題研究所、pp.187-204
(2022)『 胃袋を満たす国家の戦略:戦後日本、インド、エジプトの事例より』 上智大学イスラーム研究センター、pp. 30-63
(2021) 『日本の国際協力 中東・アフリカ編』ミネルヴァ書房、pp. 92-101
(2020) 『新 世界の社会福祉 第II期 6巻』 旬報社、pp. 419-443
論文
(2024)「 『人間の安全保障』としての食糧問題―ウクライナ戦争と中東・アフリカ、そしてガザの飢餓戦争―」『農業と経済』2024年春号90巻(2号)pp.48-57
(2024)「 食糧・人道危機とグローバルな二重基準問題――ウクライナとガザの事例より」『Cosmopolis』No.18、pp.13-27
(2023)「 エジプトの食糧不安ーー対外依存と都市の脆弱層、食糧補助金制度を中心に――」(共同執筆者:岩崎えり奈)『アジア・アフリカ研究』63巻3号、pp.2-24.
その他
競争的資金
(2024 ~ 2027年度)科研費・基盤研究(C)(一般)『米国PL480と中東・アフリカ――穀物輸入依存の歴史的起源に関する政治経済学的研究』(研究代表者)
(2023 ~ 2024年度) 科研費・学術変革領域研究(A) 公募研究『有事と食糧―中東・北アフリカにおいて試されるコネクティビティと信頼構築』(研究代表者)