第2回FD研修会を開催しました
今回で2回目となる「FD研修会 ~FD講習&教育改善事例研修~」を平成23年11月2日(水)に、本校(みずき野キャンパス)222教室にて開催しました。FD研修会は、教育改善に関し、教員の先進的な取り組みを紹介し、その取組について意見交換等を行うことにより、各教員が教育改善に対し理解を深めることを目的に実施されています。今回の研修会には、教職員32人が参加し、平山学長の挨拶の後、FD活動に積極的に取組んでおられる新潟大学教育・学生支援機構 大学教育機能開発センターの加藤かおり准教授による「FD活動の国内外の動向とその意義」と題して講演が行われ、活発な質疑、意見交換が行われました。
引き続き行われた本学教員による「教育改善事例研修」では、授業に対する取組について学生の授業評価アンケートで評価の良かった2人の教員から紹介があり、活発な意見交換が行われました。
講演及び紹介された教育改善事例は次のとおりです。
「FD活動の国内外の動向とその意義」(資料:PDF)
新潟大学教育・学生支援機構 加藤 かおり准教授
「普通のことを普通に」(資料:PDF)
情報文化学科 小林 元裕教授
要約:大学の授業は、教員が話をして板書し、学生がノートをとり、考える。この「普通のこと
を普通に」もしくは「基本的なことを基本的に」やるのがもっとも効果的であり、かつ重要
である。マイケル・サンデルの「白熱教室」とは、かたちがまったく異なる授業事例を紹介
「150人規模の講義におけるグループワークの導入事例紹介」(資料:PDF)
情報システム学科 小宮山 智志准教授
要約:本学の学生の能力は、バリエーションに富んでいる。それぞれの学生がお互いの長所
を吸収しあえる環境の一つとして、大教室においても、グループワークを導入して6年に
なる。試行錯誤の過程ついて紹介
FD活動は、今後も大学として組織的に取り組んでいきますので、皆様のご協力をお願いします。
加藤講師による講演
小林教員による事例紹介
小宮山教員による事例紹介