新潟国際情報大学は、学内外でのフェアトレード普及活動を通じて、日本で6番目、日本海側で初めてとなるフェアトレード大学への認定にむけて2024年8月27日に申請を行いました。
フェアトレードとは
フェアトレードとは、生産者と消費者が対等な関係を築き、公正な取引を行う仕組みです。発展途上国の農家や労働者に対して、適正な価格を保証し、持続可能な生産方法を支援することで、生活改善と地域社会の発展に貢献します。
フェアトレード大学とは
フェアトレード大学とは、大学全体でフェアトレードを推進する取り組みを行う大学を示します。一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(FAIR TRADE FORUM JAPAN)が定める基準により認定されます。
本学におけるフェアトレード活動について
本学では、学生によるフェアトレード推進団体NUIS FTや学内売店(shop joy)と協力し、フェアトレード活動に関する普及活動を行っています。
活動の一部を抜粋して紹介
・2020年2月~ (大学事務局)
教職員が使用する名刺に「バナナペーパー」を導入
・2021年7月~ (学内売店 shop joy)
コーヒー、紅茶、トートバッグ等フェアトレード産品を販売
・2021年11月~ (大学事務局)
総務課が管理する教職員用のコーヒーに「フェアトレードコーヒー」を導入
・2022年9月25日(フェアトレード推進団体NUIS FT)
SDGs World in NIIGATA2022に出店、フェアトレードコーヒー、チョコレート、クッキーなどを販売
・2022年10月5日~10月19日(フェアトレード推進団体NUIS FT)
1年ゼミ12ゼミを対象とした貿易ゲームを実施
・2023年9月30日~10月1日(フェアトレード推進団体NUIS FT)
大学祭に出店、フェアトレードバナナを使用したチョコバナナ、フェアトレードはちみつを使用したはちみつレモンソーダなどを販売
新潟国際情報大学フェアトレード憲章
新潟国際情報大学は、「情報社会を先導し、国・地域・人の文化を尊重しつつ、国や地域を 超えて、人類の福祉向上に貢献する」ことを理念の一つとしています。開発途上国の原料や 製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や、労働 者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみであるフェアトレードを推進することは本学建 学の理念と合致します。
より多くの人が関心を持ち、実行していくことの積み重ねによって フェアトレードは普及していくと考えます。国際的な幅広い交流を目指して、私たちは新潟 国際情報大学から新潟県へ、世界へと力強くフェアトレードを広めていきます。
フェアトレードの活動は持続可能な社会を創ることに貢献しています。新潟国際情報大学は、全ての 人々の生活向上・平等を願い、フェアトレードの一層の普及を目指します。
2024年5月17日
新潟国際情報大学 学長 越智 敏夫