食品ロス削減に向けて、本学と新潟市は実証事業を共同で実施します。
本学と新潟市は、新潟市内のSDGs達成に向けた市民意識の向上や行動変容の促進を目的とし、2022(令和4)年9月に連携協定を締結しました。
連携事業では、「SDGs普及啓発」、「食品ロスに関する支援」などの活動を実施することとしています。
この度、本学と新潟市は、実証事業として「フレッシュフードシェアリング」を以下の期間にて実施することとなりました。これは、小売店や農家さん、家庭菜園で余っている野菜などの寄付を本学で以下の期間に受け付け、これを新潟市内のこども食堂へ提供するという取り組みになります。
※このご案内は、新潟市の資源とごみの情報紙「サイチョプレス 令和4年12月4日 vol.72」に掲載されております。
サイチョプレスはこちらからご覧いただけます。
こども食堂とフレッシュフードシェア
こども食堂とは、親子や、またはこども1人でも安心して訪れることができる無料、あるいは安い参加費で食事が提供される居場所の呼び名です。新潟市内では、こども食堂が50か所程あり、その運営はボランティアだけでなく地域の様々な立場の大人たちが参加されて成り立っています。
現代の日本は、家族が夜遅くまで働かなくてはならなかったり、経済状況が厳しい等により、家族で食卓を囲み、バランスの取れた多様な食物を食べる食事ができない家庭もあるようです。その体験を目指して活動しているのが、こども食堂です。
フレッシュフードシェアリングの活動の一つに、これまで活用されていなかった規格外野菜や余っている野菜等を廃棄してしまうのではなく、それをこども食堂で活用してもらう、というのがあります。この循環を生み出すための活動、それはまさに、SDGsの活動です。
本学のキャッチコピーは、「つなぐ つなげる つながる」です。フレッシュフードシェアリングの取り組みは、まさにこれと合致するものです。今回の実証事業を通して、農家さん等とこども食堂への橋渡し役として、”人と人とのつながり”が生まれることを期待しています。
実証事業のお問い合わせ
新潟市 循環社会推進課 Tel 025-226-1391 まで。