第14回新潟・ロシア語スピーチコンテストで本学学生が優勝

 平成26年6月28日(土)新潟市中央区のクロスパル新潟にて「第14回新潟・ロシア語スピーチコンテスト」が開かれ、コンテストの最難関である一般(上級)の部で本学情報文化学部 情報文化学科4年の荒木 円花 さんが優勝しました。荒木さんは副賞としてウラジオストクの極東連邦大学の1か月留学の権利を獲得しました。

 また、同コンテストの入門A(初級)の部では本学 同2年の金子 修登 さんが優勝し、同2年 堅田 さくら さんが準優勝、同2年 川田 翔子 さんが3位の成績をそれぞれ修め、本学学生が表彰台を独占しました。さらに入門B(中級)の部でも同3年生の細井諒子さんが3位に入賞しました。

 荒木さんと細井さんは、本学の2年生後期の派遣留学制度を利用し、荒木さんは約4か月、細井さんは約5か月、ウラジオストクの極東連邦大学でそれぞれロシア語とロシアの文化について学びました。

 本コンテストは新潟県内の大学生を中心に、全国から参加者を集め、1年に1回開かれます。本年は本学情報文化学部 情報文化学科(2014年度新入生からは国際学部 国際文化学科)から2年生6名、3年生1名、4年生1名の計8名が参加しました。今年のコンテストは過去2番目の26名の出場者を集めた激戦でした。そのなかで本学学生は接戦を制し、上記の結果を修めました。本学学生が同コンテストの優勝者に輝いたのは4年連続です。また、複数名の入賞(3位以上)も4年連続です。

 一般の部の課題は5分以内のフリースピーチでした。荒木さんは「Встречи-чудеса(出会いは奇跡)」という題で話し、ロシア人の友人から教わった、人生における出会いの尊さを洗練されたロシア語で美しく表現しました。荒木さんはロシア語の質問にも正確な表現でていねいに回答し、不断の努力にもとづく卓越した実力を発揮しました。荒木さんの優勝は一昨年の入門Aの部の準優勝、昨年の入門Bの部の優勝に続く快挙です。

 入門Aの課題はロシアの小話「Умный попугай(賢いオウム)」の暗唱でした。金子さん、堅田さん、川田さんの3名は難しい発音とアクセント、イントネーションを正確に表現し、ロシア語での質問にもロシア語で正しく答え、審査員の高い評価を受けました。

入門Bの課題は3分以内のフリースピーチでした。細井さんは「ロシア人女性と日本人女性のファッション」という題で話し、留学先での自らの経験を踏まえた比較文化的な考察を的確にロシア語で表現し、質問にも正確に答えました。

 本コンテストは入門A(初級)、入門B(中級)、一般(上級)の3部門からなり、今年で第14回目を迎えます。新潟・ロシア語スピーチコンテスト実行委員会が本コンテストを主催し、新潟市が後援し、その他、本学を含む各企業・団体がコンテストに協賛しました。入賞した学生の皆さん、大変おめでとうございました。