伊村 知子 准教授の研究成果が新潟日報に掲載されました
本学 情報文化学部 情報システム学科 伊村 知子 准教授の研究成果が、新潟日報朝刊(平成28年10月13日(木)付 26面(社会面))に掲載されました。
伊村 准教授(研究実施当時:京都大学霊長類研究所 特定助教)らの共同研究グループは、京都大学霊長類研究所でおこなわれた認知実験によって、チンパンジーが葉や果物のハリ、ツヤのような瑞々しさの違いを見た目から区別できることを発見しました。また、その手がかりは色ではなく、輝度(明るさ)の分布の違いであることも示しました。これまで、霊長類の色覚は果物の熟し具合や若葉を見分ける上で重要だと考えられてきましたが、この研究から初めて、チンパンジーが明るさの分布を手がかりに新鮮さの違いを見分けることが明らかになりました。
なお、この成果は、英国の総合科学誌ネイチャーの姉妹誌「Scientific Reports」に掲載されました。
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