「食の新潟国際賞」受賞者のC-L・ラクシュミパティ・ゴウダ氏による特別講演会を開催しました。

 平成26年10月30日(木)に本校(みずき野キャンパス)222教室を会場に「食の新潟国際賞」受賞者のC-L・ラクシュミパティ・ゴウダ氏(インド)を講師に迎え、「乾燥地帯におけるアジア農民の経済活動改善に向けた活動」について講演いただき、100人を超える学生、教職員が聴講しました。講演では、乾燥地の多いインドにおける食生活の厳しい現状について、深刻化する貧窮と栄養失調の問題を交えて説明があった後、ゴウダ氏が取り組んだ「穀物・豆類の品種改良」により、多くの農家の収入向上と貧窮層の食生活改善に好影響を与えているという報告をいただきました。

 最後には在学生へ「国際的な団体に属し、積極的に世界が直面する問題の解決に携わってほしい」とメッセージが送られました。また、学生との意見交換では予定された時間を超過するほど熱のこもった質疑が行われ、大変有意義な講演会となった様子でした。