現在、私は英語教育に関して2つのプロジェクトに取り組んでいますが、双方とも次のように研究成果を社会や地域に還元することができます。
まず、1つ目は小学校から中学・高校の英語教育で広く行われている、日本人英語教員と外国人ALT(英語指導助手)とのティームティーチングについての研究です。教員の研修会などで、効果的なティームティーチングをするために、日本人英語教員と外国人英語指導助手(ALT)が、授業でどのような役割を担ったらいいか、また円滑な人間関係を築くためのコツを共有していきたいです。さらに、多くのALTを採用しているJETプログラムについて、教育現場の実情を政府に提言することができます。
2つ目のプロジェクトの大学における英語で学ぶ専門科目や英語で執筆する卒業論文の実践と研究を通して、卒業後に社会人となる学生たちが英語を道具として使えるグローバル人材として、社会に貢献することができると信じています。
図1: ティームティーチングに関する教育実践のレベル
図2: 関連書籍(本学情報センター図書館 所蔵)