From Niigata to the world新潟から世界へ
グローバル化時代を生きぬくための総合的な人間力を育みます
2016年は国際学部が誕生してから3年目になります。まだできたばかりの学部ですが、それゆえ多くの新しい可能性に満ちています。国際学部では、これまでのカリキュラムに加え、さらに留学や語学、専門教育に関して新たな内容を盛り込みました。
留学では、これまでのロシア・中国・韓国・アメリカへの「派遣留学」(約半年間留学して本学を4年で卒業するプログラム)に加え、海外にさらに多くの提携校を増やし、これら地域への短期留学も視野に入れます。個人の事情に応じた多様な留学スタイルが可能になります。また、「英語コース」も新設しました。膨大な量の英語を読み・書き・話し、国際社会で通用する確かな英語力を養います。
しかし、グローバル化時代にもっとも問われるのは、総合的な人間力に他なりません。語学力や海外経験などはもちろんですが、他者と協力して創造性を発揮する、真のコミュニケーション能力こそが必要とされています。本学部では、1年生から4年生までの少人数のゼミナールや「国際交流インストラクター」制度(学生が県内の小中高校に派遣されて実際に授業を行う制度)などによって、真の思考力や自発性、実践的な問題解決能力を養います。
「グローカリゼーション(glocalization)」ということばをきいたことがあるかもしれません。グローバル化時代とは「地方の時代」でもあります。もはや中央ではなく、地方にこそ、21世紀のあらゆる可能性が眠っているといえます。みなさんの多様な<夢>を、ぜひここ新潟で開花させてください。求めて努力すれば、きっと想像以上にみなさんの人生が開けてくると思います。
国際学部 国際文化学科 国際学部長 佐々木寛