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Research 研究内容

生命体が内在するマルチスケールでの多種多様な粒子の集合が、複雑な非線形相互作用の組織化により全体的・協同的に生命機能・知的機能を発揮する機構の理論的・実験的・数学的解明を目指している。生命体とは何か。知能とは何か。そのような問題に対する基礎方程式は存在するのか。 特に、コンピュータや磁気共鳴の手法を用いてアプローチしている。

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Publications 業績リスト

論文、著書、学会発表等のリスト。

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Members メンバー

今年度の研究室メンバー。

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ようこそ、新潟国際情報大学情報システム学科近山研究室のウェブページへ。

2023/11/1更新

INFORMATION

2023-10-18
オーストリアのヨハネス・ケプラー大学Müller研究室に在外研究で滞在した研究成果として、 常温プローブと溶液NMRを用いて、133Cs、7Li、31P核の放射減衰定数を初めて計測した論文が出版されました。

E. Chikayama, S. J. Ginthör, M. Bechmann, and N. M&uiml;ller, "Estimation of Radiation Damping Rates Using 133Cs, 7Li and 31P Solution NMR Spectroscopy and a Theoretical NMR RASER Model", Magnetochemistry 9, 221 (2023)

[Full text]
2023-8-31
藤田晴啓先生が代表を務める令和5年度科学研究費助成事業挑戦的研究(萌芽)の研究分担者を務めます。 3D点群データと自然言語のマルチモーダル深層学習AIモデルの構築を担当します。
2023-1-18
中田豊久先生との共同研究の成果として、赤外線カメラと顔温度分布認識の論文が出版されました。

T. Nakada, M. Miura, and E. Chikayama, "Development of real-time temperature measurement system for facial landmarks to estimate learner's emotions", 2022 13th International Congress on Advanced Applied Informatics Winter , 70-75 (2022)

2022-6-27
理研菊地研との共同研究の成果として、卓上1H-NMRによる食品加工モニタリングへ向けたパラメーター可視化の論文が出版されました。

Koki Hara, Shunji Yamada, Eisuke Chikayama, and Jun Kikuchi, "Parameter Visualization of Benchtop Nuclear Magnetic Resonance Spectra toward Food Process Monitoring", Processes 10, 1264(2022)

[Full text]
2022-6-22
理研菊地研との共同研究の成果として、固体1H-NMRの短時間フーリエ変換と緩和時間分析によるポリマードメイン存在比の分析方法の論文が出版されました。

Koki Hara, ShunjiYamada, Atsushi Kurotani, Eisuke Chikayama, and Jun Kikuchi, "Materials informatics approach using domain modelling for exploring structure?property relationships of polymers", Scientific Reports 12, 10558(2022)

[Full text]
2021-2-18
理研菊地研との共同研究の成果として、テンソル分解などを用いたNMRシグナル分離法の論文が出版されました。

Shunji Yamada, Eisuke Chikayama, and Jun Kikuchi, "Signal Deconvolution and Generative Topographic Mapping Regression for Solid-State NMR of Multi-Component Materials", International Journal of Molecular Sciences 22, 1086(2021)

[Full text]
2020-11-17
2019年9月より1年間、オーストリア・リンツ市にあるヨハネス・ケプラー大学Mueller研究室に滞在し、在外研究を行ってきました。2020年8月に帰国しました。 その間ホームページを更新することができませんでした。滞在中はNMRレーザーの研究を行いました。新型コロナ流行とちょうど重なって不便をした時期もありましたが、 リンツはきれいな水が豊富で野菜もおいしく、のどかで治安のよい住みやすい所でした。
2019-2-14
理研菊地研との共同研究の成果としてNMR用統合ウェブツール:InterSpinの論文が出版されました。この研究では NMRツールの更新とデータベース、それらの連携ツールなどが開発されました。

Shunji Yamada, Kengo Ito, Atsushi Kurotani, Yutaka Yamada, Eisuke Chikayama, and Jun Kikuchi, "InterSpin: Integrated Supportive Webtools for Low- and High-Field NMR Analyses Toward Molecular Complexity", ACS Omega 4, 3361-3369(2019)

[Full text]
2018-9-12
理研菊地研との共同研究の成果が、機械学習による理論NMR化学シフト計算の論文として出版されました。この研究では 91種類の機械学習アルゴリズムを使用して、これまで達成できなかった精度の理論NMR化学シフト予測を実現しました。

Kengo Ito, Yuka Obuchi, Eisuke Chikayama, Yasuhiro Date and Jun Kikuchi, "Exploratory machine-learned theoretical chemical shifts can closely predict metabolic mixture signals", Chemical Science (2018)

[Abstract] [理研プレスリリース] [日本経済新聞]
2018-3-15
新潟大学脳研究所共同利用・共同研究に研究課題「複合現実デバイスを装着した術者視界への高分解能機能的MRIデータの付加」が採択されました。 新潟大学脳研究所には、国内有数の7TヒトMRI装置があります。新潟大学の鈴木清隆先生との共同研究で、Micorosoft HoloLensでfMRIデータを可視化する研究を開始します。
2018-1-6
2017年度卒業研究発表会が行われました。
2017-4-5
"Transcendental Numbers in Wonderland"という題で、超越数の紹介記事が米国のMath Horizons誌上に出版されました。x^x=2の解が超越数であることの別証明が掲載されています。 [Math Horizons, April 2017]
2017-1-12
食総研の関山博士との研究成果が出版されました。NMRによる代謝プロファイリングなどの研究結果です。 [Abstract]
2017-1-7
2016年度卒業研究発表会が行われました。
2016-10-19
理化学研究所、食品総合研究所との共同研究の成果が、食品NMRスペクトル分析ウェブツール開発の論文として出版されました。卒研生の山科君の開発したウェブツール:FoodProとその食品NMRスペクトルデータベースについてまとめたものです。

Eisuke Chikayama, Ryo Yamashina, Keiko Komatsu, Yuuri Tsuboi, Kenji Sakata, Jun Kikuchi, Yasuyo Sekiyama, "FoodPro: A Web-Based Tool for Evaluating Covariance and Correlation NMR Spectra Associated with Food Processes", Metabolites 6, 36(2016)

[Abstract] [PDF]
2016-4-11
平成28年度科学研究費助成事業挑戦的萌芽研究に、研究課題「3次元細胞シミュレーション専用機の開発」で研究代表者として採択されました。H28-H30年度の3年間の研究計画で、3次元細胞シミュレータを複数のFPGAに並列実装した専用機を開発する予定です。
2016-3-10
第一原理量子化学計算と分子動力学を用いて、29個の低分子に対し理論NMR化学シフトを評価した論文が出版されました。

Eisuke Chikayama, Yudai Shimbo, Keiko Komatsu, and Jun Kikuchi, "The Effect of Molecular Conformation on the Accuracy of Theoretical 1H and 13C Chemical Shifts Calculated by Ab Initio Methods for Metabolic Mixture Analysis", J. Phys. Chem. B, 120, 3479?3487 (2016)

[Abstract]
2016-1-12
理研菊地研との共同研究の成果が、2次元J分解NMRスペクトルデータベースを用いた代謝混合物解析ウェブツール開発の論文として出版されました。 [Abstract]
2016-1-9
2015年度卒業研究発表会が行われました。
2015-11-9
第54回NMR討論会で発表してきました。演題「卓上および高磁場NMR装置を利用した食品加工過程の分析評価情報ツール開発」
2015-9-16
第53回日本生物物理学会年会で発表してきました。演題「3次元細胞シミュレーションにおける高次精度・高解像度スキームの評価」
2015-3-17
昨年SpringerPlusに出版したHeaviside階段関数に分解する数学公式の論文へのアクセス数が出版以来約3ヶ月半で760を超え、 statistics are therefore likely to be significantly higherという文面のメールを出版元のSpringerから受けとりました。 そのサイトのApplied MathematicsセクションでHighly accessedのアイコンを頂いています。このまま伸び続けると良いのですが。
2015-3-17
H26年度農林水産試験研究費補助金の農林水産業の革新的技術緊急展開事業(うち技術革新を加速化する最先端分析技術の応用)に、 研究課題「食品のプロファイル解析プラットフォームの構築と実証研究」で採択されました。近山准教授は小課題「NMR理論データ予測法の高度化」で分担研究者として参加します。 この補助金により、(独)農業・食品産業技術総合研究機構食品総合研究所を拠点研究機関として、(独)理化学研究所、(独)産業技術総合研究所、大阪大学、神奈川工科大学、 新潟国際情報大学、キッコーマン(株)、マルハニチロ(株)、アサヒ醸造(株)、(株)バイオジェットの10機関の担当部署より構成される「食品メタボロプラットフォームコンソーシアム」 が結成され、NMRと質量分析計を用いた先端的代謝物分析技術を食品のプロファイル解析へと応用する研究が推進されます。
2015-1-10
2014年度卒業研究発表会が行われました。
2014-12-05, 06
理研の横浜研究所菊地研に出張して来ました。NMRメタボロミクス用化学シフトDBに関わる量子化学計算の論文打ち合わせ。
2014-11-29
連続かつ多変数の、ほぼどのような非線形関数でもHeaviside階段関数で分解して表示できることを発見し、その数学公式と証明が論文として公開されました。

この公式は、生物物理学、システム生物学、生物情報科学、数理生物学に有用な大自由度変数を持つ極めて複雑な非線形化学反応ネットワークを物理・化学の原理に分解して解釈することのできる初めての理論の構築に貢献する予定です。

Eisuke Chikayama, "Decomposition of multivariate function using the Heaviside step function", SpringerPlus 3:704(2014)

[Abstract] [PDF]
2014-10
平成 25 年度新潟大学脳研究所「脳神経病理標本資源活用の先端的共同研究拠点」共同利用・共同研究の課題「大規模ゲノムデータを基盤とした情報解析手法の開発(研究代表者:近山英輔)」の報告書がWeb利用可能になっています。ヒト転写制御ネットワークに着目した研究。

[PDF]

2013-10-23
2変数の連立微分方程式系であるLotka-Volterraモデルは化学振動の古典モデルとして知られていますが、その一般解は知られていません。今回、平衡点の周りでN変数のLotka-Volterraモデルを近似できるある連立微分方程式系の一般解を求めました。この一般解はN種物質の化学振動モデルとして利用可能と期待されます。

Eisuke Chikayama et al., "Solvable model for chemical oscillations", Journal of Mathematical Chemistry 52:399-406(2014)

[Abstract]

HISTORY

2014-12-11
近山研究室のウェブページを公開しました。
2011-9-01
(独)理化学研究所より、新潟国際情報大学へ着任し、近山研究室が発足しました。
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