NUIS CAMPUS GUIDE 202618[プロフィール]新潟市出身。東京の大学を卒業後帰郷。新潟テレビ21(現UX)に一期生として入社。約30年に渡って採用にも携わり、約1,000人との面接を経験。2021年より現職。4 個性を伸ばすきめ細やかなキャリア教育と就職支援長北:まずは内定おめでとうございます。おふたりとも、就職活動にあたり、キャリア支援課に相談に来てくださいましたが、いかがでしたか?中原:1〜2時間かけてじっくり話を聞いてくださって、アドバイスをもらえて本当によかったです。私は、自分が企画職に向いていると思い込んで就職活動を始めたら、書類選考で落ちたりして、迷いと焦りが出てきたんです。仕切り直すために、まずはエントリーシートを添削してもらおうと思って相談に行きました。長北さんとお話しするなかで、気づいていなかった自分の特性が見えてきて、内定をいただいた今は「そうか、自分は営業向きだったんだ」と思っています。神田:私の場合は緊張しやすい性格で、大学で面接対策講座が行われた際に「練習でもこんなに緊張するなら、本番も失敗しそうだ」と思って、キャリア支援課に面接練習をお願いしました。長北:面接は初めてのことですから、緊張するのは神田さんに限らず、みんなそうですよね。企業はあなたがどういう人かを確認したいのだから、自分の歩みを振り返ってみて、自分のことをそのまま伝えたらいいんですよ、とアドバイスをしました。神田:企業研究が重要だとばかり思っていたので意外でした。企業側は候補者の人物像を知りたいと思っている、と分かったことで気が楽になって、本番は緊張せず受け答えできたかなと思います。中原:私も長北さんに面接練習をお願いして、たくさんのアドバイスや、今後生きていく上で心に留めておきたい言葉をいただきました。全部メモにとってあります。印象に残っているのは「コミュニケーションって何かな?」と聞かれたとき。分かっているつもりだったのに、うまく答えられ2025年本学卒業中原 美奈(生命保険会社内定)なくて、ハッとさせられました。神田:私の職種は経営指導員というもので、企業の方と対話することが多い仕事です。それもあって、実は最終面接のときに「コミュニケーションって何だと思いますか?」と質問されたんです。私もコミュニケーションの大切なポイントを教わっていたので自分なりに答えることができましたが、相談に行っていなかったらどうだっただろうか、と思いました。長北:就職する前に、自分はどうして仕事をするのか、ということに気づいてもらえると、将来壁にぶつかったとしてもがんばれます。アドバイスするときは、そこを大切にしていますね。学生の皆さんがこうして成長していく姿を見るのが、私たちのやりがいです。中原:キャリア支援課の皆さんは本当に親切で、的確なアドバイスをくれるので、就職活動で悩みがあったらまず相談することで、その後良い形になっていくと感じます。神田:就職活動中は焦りがあると思うけれど、振り返ってみると焦ったときがスタートラインなのかなと思いますし、その時に寄り添ってくださる人がいるというのは、この大学の学生にとって大きな安心だと思います。長北:悩んで□藤し、立ち直る経験は、人生の中でとても重要なことです。キャリア支援課のスタッフは皆いろいろなキャリアを持っているので、さまざまな悩みにアドバイスできると思います。学生の皆さんには、まずは気軽に相談にきてほしいと思います。キャリア支援課就職相談室長長北 敏弥2025年本学卒業神田 大輝(商工会内定)すべきことDISCUSSION夢を実現するために今、
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