NUIS CAMPUS GUIDE 2026project05project06163 地域貢献と起業家精神の涵養教育新潟市中央区の本町交差点には8つの国道の起終点があり、日本一多くの国道が集まっている場所です。この点に着目し、地域活性化を図るため、本学では路地連新潟や柾谷小路商店街振興組合、新潟シティガイドなどと連携して「国道8連おむすびプロジェクト」を2023年12月に立ち上げました。プロジェクト名は、逆三角形をした国道標識がおにぎりに例えられることから命名され、本町交差点の面白さを分かりやすく伝えるための工夫や学生たちのアイデアを取り入れた活性化策をまとめ、新潟市に提言し本学の新潟中央キャンパスの社会連携拠点「ツナグ」に入居している企業とともに、学生たちが新潟市のふるさと納税返礼品の魅力向上に取り組むプロジェクトを立ち上げました。経営情報学部経営学科の学生が、返礼品のお米の申し込みを増やす、という課題に取り組み、約1ヶ月間、フィールドワークや生産者へのヒアリングを行いました。チームごとに自然栽培米、定期便、無洗米の3つについて、ふるさと納税利用者の年齢層、家族構成などの調査を踏まえてターゲットを設定。それぞました。学生たちは「新潟を知る」活動として、シティガイドの皆さんと共にJR新潟駅前から本町交差点までのまち歩きなどを実施し、気づいていなかった新潟の良さを発見しました。引き続き、新たな名所に注目してもらうための取り組みの検討を進めています。れに対するアピール方法を考案し、その成果を新潟市の中原八一市長に報告しました。活動を進めるにあたってはマーケティングなどの授業が役立ち、その学びを活かして実践することで、学生にとって段階的に学びを深める機会になっています。日本一多くの国道が集まる町を盛り上げる新潟市の返礼品の魅力をいかに伝えるか国道8連おむすびプロジェクトふるさと納税返礼品開発プロジェクト
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