CEP (Communicative English Program) とは、より平和な世界を築くため、学生が国際交流と異文化理解の手段として英語でコミュケーションがとれるようになることを目的に開発された、本学独自の総合的英語教育プログラムです。「国際共通語としての英語」 (English as a Lingua Franca, ELF) の話者である教員が、アメリカやイギリスの文化にとらわれず、コミュニケーション重視の授業を行います。国際学部では、1年次に全員がCEP1,2を週5日受講します。英語選択の学生は、2年次 (CEP3,4) 、3年次 (CEP5,6) も必修科目となります。その他、ロシア語、中国語、韓国語を選択した学生も選択科目として学ぶことが可能です。

CEPの特徴

1. 国際言語としての英語を学びます

CEPでは、「国際共通語としての英語」 (English as a Lingua Franca, ELF) を学びます。それは、アメリカやイギリスの文化に結びついた母語としての英語ではありません。現在、英語を母語としない人々が英語使用者の大半を占め、アジアが世界最大の英語使用地域となっています。CEPで学ぶのは、世界の人々、とりわけアジアの人々とコミュニケーションを深めるための英語です。

2. 使うことを通して英語を学びます

泳ぎを学ぶ唯一の方法は泳ぐことです。同様に、英語を学ぶ最良の方法はそれを使うことです。新潟では日常生活で英語をコミュニケーションに使う機会が限られているとよく言われますが、CEPはその機会を提供します。英語は実用のための技能であり、テストのための知識ではありません。上達するためにはトレーニングが必要なのです。

3. 自主的に英語を学べるようにします

英語が本当に身につくのは、受動的に授業に出ているときではなく、自主的に学習しているときです。ただ授業に出ているだけでは英語力の画期的な向上は期待できません。CEPの授業では、授業の時間外に自主学習する方法を学びます。自主学習法は、TOEICなどの準備にも役立ちます。