学生便覧2024
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[背景と政府目標] デジタル時代では、「読み・書き・そろばん」である「数理・データサイエンス・AI」の基礎などの必要な力を全ての国民が育み、特に大学教育にこれを取り入れ、あらゆる分野で人材が活躍する環境を構築する必要があります。 政府は、AI戦略2019の育成目標として2025年度までに「①リテラシーレベル:約50万人/年(全ての大学・高専生)、②応用基礎レベル:約25万人/年(高専・大学の50%)、③エキスパート:約2,000人/年、④トップ:100人程度/年」を掲げています。[目的] 数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(以降、MDASH:Approved Program for Mathematics, Data science and AI Smart Higher Education)は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、それを適切に理解し活用する基礎的な能力(リテラシーレベル)や、課題を解決するための実践的な能力(応用基礎レベル)を育成するため、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行う大学等の正規の課程(教育プログラム)を文部科学大臣が認定及び選定して奨励するものです。これにより数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力及び実践的な能力の向上を図る機会の拡大に資することを目的としています。 ①リテラシーレベル認定校は382校、②応用基礎レベル認定校は147校(いずれも2023年8月時点)で今後認定校の数は加速的に増加し、このふたつの修了証は確実に全国レベルでの「準資格」となりつつあり、先に述べた政府の育成目標に近づけば就職時に必要不可欠な技能となる可能性があります。[本学のMDASH] 本学のMDASHは「AI利活用のための教育プログラム」と称します。そして、文部科学省による履修実績基準等が整い次第、「リテラシーレベル」と「応用基礎レベル」の認定校申請を行う予定です。 リテラシーレベルは、全学生(国際学部・経営情報学部)を対象として開講します。また、応用基礎レベルは、経営情報学部の学生を対象として開講します。国際学部の学生は応用基礎レベルの修了証を得ることはできません。なお、国際学部の学生も応用基礎レベルの開講科目を受講できますが、修得単位が卒業要件外になることもあります。詳細は、21ページ「他学部・他学科および他大学科目の履修」を参照してください。学修ガイドAI利活用のための教育プログラム29AI利活用のための教育プログラム9

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