学報98号
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ニュージーランド中 国コロナ禍のため2年間中止されていた海外派遣留学が令和4年国際交流センターで「令和4年度派遣留学修了報告会」が開かれました。各コース代表者の報告を誌上で紹介します。私は4カ月間のワイカト大学への留学で主にニュージーランドの英語と文化について学び、英語力だけではなく、人として大きく成長することができました。ニュージーランドではイギリス英語が話されていました。アメリカ英語とイギリス英語は発音や表現の仕方が少し異なります。私はずっとアメリカ英語を勉強してきたので、初めは、イギリス英語とニュージーランドスラングを理解するのにとても苦労し、慣れるまでに時間がかかりました。でも私のホストマザーが、夕食の後に英語での表現方法や私の大学の宿題を教えてくれました。その結果、徐々に皆が何を言っているのか理解できるようになり、話したいことを英語で言えるようになりました。ニュージーランドにはマオリという文化があります。私は大学の授業でマオリ語やマオリの歴史について学びました。マオリに関するツアーに参加した際には、近くでハカを見ることができ、本物のハカの迫力にとても驚きました。街では、英語とマオリ語が併記されている看板をよく見かけ、この国ることが分かりました。4年生で留学するのはとても勇気がいりましたが、ずっとやりたいと思っていたことの一つを、ようやく実現することができました。この貴重な経験を忘れずに、これからも楽しく英語を勉強していきたいです。最後に学務課の方々や大学の先生方、卒業論文の指導をしてくださった臼井先生、どんな時も応援してくれた家族には感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。私たち中国語コースの学生は、昨年9月から4カ月の間、オンラインという形で留学しました。最初は、オンライン授業に不安を感じていましたが、クラスメイトや先生とすぐに打ち解けることができました。私のクラスには、ロシア、ベラルーシ、スペイン、韓国、日本人の学生の人々が、マオリの人々や文化をとても大切にしていが在籍していました。授業では自分の考えを話す機会が非常に多く、全員が間違いを恐れず、積極的に発言していました。毎回、会話の授業の冒頭では、それぞれ自国の文化や伝統、国民性などについて発表が行われました。この授業を通して、中国に限らず多種多様な文化に触れることができました。また他の授業では、討論したいネットニュースを取り上げ、さまざまな社会問題について話し合いました。国籍も年齢も違う学生たちと討論ができたことは、大変貴重な経験になりました。今回、現地に行くことはできませんでしたが、先生方は動画などを用いて中国文化や中国の流行について教えてくださいました。また、休日にはオンライン旅行を計画してくださり、現地学で、自分に足りないものを重点的に学ぶことができ、当初の目標も達成することができました。これからも中国語の勉強を継続し、仕事に活かすことができるよう努力し続けたいです。最後に、今回私たちの派遣留学に携わっていただいた先生方、並びに関係者の方々に感謝を申し上げます。の雰囲気を味わうこともできました。私はこの留国際文化学科 和田彩花国際文化学科 伊藤愛里「ハカ」で学んだマオリの文化国境越えてオンライン討論              6藤本 直生(国際文化学科・准教授)・(2023年2月15日)"Team Teaching and Communication in the English Classroom" ALT Agora (Online)山下 功(経営学科・准教授)・(2022年11月26日)「鉄道模型の縮尺・軌間呼称における情報伝達機能の不全」第18回情報シス吉澤 文寿(国際文化学科・教授)・(2022年12月18日)「日韓会談反対運動に関する日常史研究―日本朝鮮研究所事務局長の日記を通して(1953年4月から1959年11月まで)―」在日朝鮮人運動史研究会関東部会(上智大学) 3)委員・社会的活動・記事・その他内田 亨(経営学科・教授)・(2023年1月23日)「既存資源の組み合わせによるイノベーション:陸上養殖における事業創造」藤田 美幸(経営学科・准教授)・(2022年10月2日)2022年10月2日付 新潟日報朝刊「まいにち ふむふむ」の全面記事に、オンラ地ワークショップin新潟・(2022年10月29日)「環境保全型ツーリズムの展開と地域資源の持続可能性を実現するアドベンチャーツーリズム:タイ王国シミラン諸島を事例として」日本国際観光学会 第26回全国大会(戸板女子短期大学)テム学会 全国大会・研究発表大会(新潟国際情報大学)『世界経済評論IMPACT』No.2827インマラソンにおける参加者の動機づけの研究について高校生に解説・(2022年10月2日)新潟日報「教育モア」に、オンラインマラソンにおける参加者の動機づけの4度人には3オ年ンぶラりイにン再留開学さ)れはま2し月た末。ま参で加にし帰た国4しカ、国3・28月15人日(に中本国の学藤瀬 武彦(経営学科・教授)・(2022年11月6日)第46回新潟県パワーリフティング選手権大会 審判及び陪審員(五泉市粟島堀川 祐里(国際文化学科・講師)・(2023年3月5日)東京大学大学院人文社会系研究科国際卓越大学院プログラム、異分野共同演習、山下 功(経営学科・准教授)・(2022年7月16日)コメント掲載: 米倉昭仁「鉄道・バスの無料Wi-Fiサービス相次ぐ終了 大規模研究と海外研修先であるタイでの研究について高校生に解説(新潟日報:教育情報サイト)・(2022年12月16日)越後平野における生態系ネットワーク推進協議会自然環境活用部会 副部会長(国土交通省)・(2023年2月8日)2023年2月8日付新潟日報朝刊「新潟市のラーメン」のブランディングとマーケティング戦略についてコメント掲載ふれあい館体育館)ワークショップ「構造的視角としてのジェンダー」コメンテーター(オンライン)通信障害のトラブル時にも使えるのにナゼ?」『AERA dot.』朝日新聞出版(https://dot.asahi.com/dot/2022071500015.html)・(2021年4月1日より継続〜)新潟県立巻総合高等学校評議員山田 裕史(国際文化学科・准教授)・(2022年12月23日)『毎日新聞』(デジタル版)「200万人虐殺の裁判終結 キリングフィールド包む癒やしと無念」にコメント掲載・(2022年12月31日)『毎日新聞』(全国版・朝刊)「クローズアップ:カンボジア大量虐殺 進む独裁 法支配遠く」にコメント掲載・(2023年1月3日)スウェーデン・ヨーテボリ大学のV-Dem(Varieties of Democracy) ProjectにカンボジアのCountry Expertとして参加マオリの人たちと(後列中央が和田さん)新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和5年4月発行 2023年度 No.1派遣留学修了報告会・中国語コースの参加者たち4カ国・28人 それぞれの異文化体験

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