国際学部経営情報学部満開の桜の下での入学式でした。コロナ禍の長いトンネルをようやく通り抜けたことへの祝福のように感じられました。コロナ禍で3年間高校生活を過ごした皆様にはもっと感慨深い気持ちがあっただろうと思います。国際学部の教育の特徴は、充実した外ロシアによるウクライナ軍事侵攻、無差別の市民生命とインフラの破壊、歴史に残る混乱の時代に入学された新入生へ。人権、自由な言論と学問が保証されている日本で勉学できるという日常がいかにありがたいことかを考え、保護者に感謝し、NUISに入学できた自分を褒めてくだ国語教育と留学プログラム、多様な観点からの国際理解・地域研究、少人数クラスのゼミナールを柱とするものです。だれもが期待と不安を抱えての新しいスタートとなりますが、皆さん、まずは大学のカリキュラムと我々教員を信じて貪欲に学んでみませんか。もちろん大学での学びは知識を鵜呑みにするようなものでは決してありません。物事に対して疑う力、悩み考え判断する力を身につけて始めて知識は価値を生み出します。知識や情報が氾濫する世の中、真の人材とは、よい答えを見つける人よりよい質問ができる人、と言われる所以です。一つ一つの基本を充実させながら、国際色豊かな教育環境で、ポストコロナ時代の新しいさい。この大学で将来あらゆる仕事・分野で、地域に留まらず世界に貢献できる生涯目標をみつけ、勉学して欲しいと希望します。経営情報学部では、地域に根ざしながらグローバルに発展できる経営学と、人間中心で世界経済に貢献できる情報システムを学び、新潟にいながらでも世界共存に関われる仕事に発展できるという勉学の機会が用意されています。世界貢献の鍵となるのは専門(経営・情報)と英語の二刀流です。メールやSNSを含めた英語によるコミュニケーションをこれから努力してある程度使いこなせるようになり、経営か情報システムの専門にも同時に強くなれば、新潟にいながら世界に通用する仕事に発展できまグローバル化の荒波に備える能力をぜひ身につけてください。過去への後悔と未来への不安を払拭して今現在を力強く生きることが何より大切です。そして貴重な学びの機会を得られたことに感謝の気持ちを忘れないでください。まずは自分が元気になること、自分の周りを元気にし、新潟という地域を元気にすることから始めましょう。乱世の時代、今後、反戦・平和運動は私たちの日常の中でより切実な課題となるでしょう。環境問題にも真摯に向き合わなければなりません。国際学部で学ぶいくことを教員の一人として心より応援したいと思います。ご入学、おめでとうございます。す。バイトもしっかり兼務しながら専門と英語の勉強にいそしみ、次のステップに進めるかは、入学後早い時期に生涯目標を立てて二刀流の勉学を開始することにかかっています。今年度から学部の海外短期留学制度である、カナダ夏期セミナーが3年ぶりに再開し、アルバータ大学に4週間留学してコミュニケーションスキルをアップするとともに、平日午後の市内見学によるカナダの歴史・文化・社会を学べます。さらに全期間のホームステイを通じてホストファミリーとの一生ものの繋がりができます。る仲間、先生方がいます。そして自分らしさを見つけることができます。そんなNUISで一緒に学びましょう。ことで皆さん一人一人が立派な大人に成長してNUISに 5は、目標に向かって切磋琢磨すの状況やどのような分野に興味を持っているのかを知ることができた」「対面で学生と接点を持つことができた」との感想をいただき、学生からは、「就職活動における自分の視野や選択肢を広げることができた」という声が聞かれました。ご協力をいただいた企業の皆様には感令和6年3月卒業予定者を対象にした学内合同企業説明会が3月15、16日に開催され、2日間で211人の学生と企業101社が参加しました。学生たちは企業の人事担当者の話に熱心に耳を傾け、企業や仕事に対する理解を深めていました。参加企業の中には、実際に働く本学卒業生の姿を紹介する企業もあり、学生たちは親近感を持ちながら話を聞いていました。普段は得られない先輩たちの生の声が聞ける、有意義な時間となりました。説明会の終了後、企業の人事担当者からは「学生の現在謝申し上げます。今後もキャリア支援課では、企業の皆様と連携を取りながら、学生への就職活動支援に尽力していきます。後悔と不安を払拭し力強く生きよう専門と英語の二刀流で世界に羽ばたけ (キャリア支援課)同企業説明会新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和5年4月発行 2023年度 No.1申 銀珠 学部長藤田 晴啓 学部長 聞けたぞ■ 先輩たちの生の声聞けたぞ■ 先輩たちの生の声 101社に211人が参加合 101社に211人が参加新 入 生 に 望 む
元のページ ../index.html#5