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情報センター図書館では、学生の皆さんに注目してもらいたい本を優先的に展示するためのスタイリッシュなラックを中央通路に設置しました。ぜひ見にきてください。現在ラックには「学生に薦める本」が展示されていますが、後期からはマンガを優先的に展示していきます。ここまで読んで、エッ、マンガ! った人も多いかと思います。             本学図書館では、今年度からマと思ンガ本(コミックス)の収集・配架を行うことになりました。今年度(3月)までに約2000冊のマンガ本を専用の書架に収納し、最終的には1万冊程度の収蔵を目指します。選書にあたっては学生へのアンケート、関係教職員の意向等を踏まえて、情報センター運営委員会にて選定していきます。収集対象となるのは、日本だけではなく、韓国、中国、アメリカ、ロシアはもとよりバンド・デシネという名称で世界的にも親しまれているフランスのマンガをはじめ、ヨーロッパ各国のマンガも含まれます。マンガを通じての外国語学習、さらには国際理解のための教材としても大いに期待されます。それでもなお、大学の図書館にマンガはふさわしくないのでは? いるかと思います。しかし、京都精華大学、京都芸術大学、東京工芸大学にはマンガ学部や学科が設置されていますし、明治大が開館するなど、マンガは日本を代表する文化の一つとして大学での教育・研究においても注目される存在になっています。さらに、2016年には、かのルーブル美術館が、彫刻・絵画・音楽・・・に続く第9番目の芸術„ルーブルNo.9“としてマンガを位置づけ、世界中で展覧会を開催したことでもわかるように、マンガはもはや人類の生み出した芸術・文化として十二分に認められる存在となっているのです。NUISの国際マンガ収集にどうぞご期待ください。収集済みのマンガの一例ブッダ(手塚治虫著)▽ヲタクに恋は難しい(ふじた著)▽中国嫁日記(井上純一著)▽SHERLと思う人もOCK(Jay.ほか著)▽NANA(矢沢あい著)(図書情報セクター長 国際文化学科教授 澤口晋一)学や近畿大学には大規模なマンガ図書館私たち藤田美幸研究ゼミナールでは、古町にある本学新潟中央キャンパスの1階スペースを利用したプロジェクトを進めています。みなさんは古町に対してどんなイメージを持つでしょうか。実際にアンケート調査などで古町の現状分析を行ったところ、古町の問題点が浮上しました。その中で、来訪者の減少傾向に加え、日常の消費行動や志向などが見えてきました。そこで「古町の地域活性化」を目的とし、現代のストレス社会に「癒しを創造する」ことをコンセプトにプロジェクトを進めることを決定しました。識していることがあります。それは分析と考察を繰り返し行う自分の成長だけでなくメンバー全員が成長できる場にしていきたいと思っています。オンラインが中心ですが、メンバーともPC上でコミュニケーションが活発に取れるようになってきています。動が本格的に始まります。ゼミのメンバーと切磋琢磨しながら「古町の地域活性化」のため、成長し続けます。このプロジェクトを進めるにあたって、私たちが常に意ことです。分析は古町や消費者のことだけではなく自分たちに何ができるのかを明らかにすることであり、考察は真の顧客理解につなげるために行います。実現不可能な事業や、顧客が求めていない事業を作り出さないための大切な作業です。私は今回初めてリーダーという役職になりました。今までの私は消極的で、自分から前に出て発言した経験は一度もありません。しかしそんな自分を変えるためにもリーダーになりました。このプロジェクトを通して、これから事業実現に向けた活(経営学科 3年 中西風花)藤田美幸ゼミの活動後期から1万冊目標に収集展示用ラックを新設新設された展示用ラックプロジェクトを進行する筆者(右手前)新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和2年10月発行 2020年度 No.3─ 古町活性化プロジェクト ─図書館世界のマンガ文化を一堂にコンセプトは癒しの創造

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