「YASUKO研」って?(経営学科内田応用ゼミナール 3年後藤瞭太)the Doors to the World &Your Dream” sstudent “Learnng ills ilish Programlish n student 6階の角部屋に明るい陽射しに包まれ、住人が居ようが居まいが365日ドアが開かれた一風変わった研究室がある。英語好きはもちろん、得意ではないがスキルを高めたい、資格試験対策や留学相談、時には人生の相談などさまざまな目的を持った学生が集う場である。研究室内には資格試験対策用の書籍が多くを占めるが、専門である教育学・教職系とりわけ、言語学、特に第二言語習得論(SLA)、チョムスキー関連の書籍も豊富に揃っている。中でも人気なのは就職 “i6 i 6に有利とされるTOEICや英検・観光英検など資格試験対策用の書籍だ。各種試験日が近づくと対策を希望する学生でごった返す。指導しきれないとみるや率先して上級生が下級生の面倒をみてくれる。ここでは学年や専攻を超えた絆や繋がりが生まれ、下級生にその伝統が引き継がれている。 私の担当は主に基礎教育科目。「英語基礎BE」「総合英語Integrated Skなどリベラル・アーツを支えるコア科目である。人気のCommunicative (CEP)を下支えし、専門教育を学ぶために必要とされる基礎知識の土台を担っている。共通言語に位置付ける英語習得を目的に、両クラスとも全て英語による授業が実施されている。そのため、サポートが必要な学生のために授業を補助する学生(が欠かせない。米国は60年代から現在に至る過程で教育専攻の大学院生がTA(Teachng として学部向けの授業を行い、リベラル・アーツの基礎を担ってきた。当時、教育を専門とする私もその一人であったが、その主な目的は教育の質と公平性、また院生の経済的な支援を目的とするものである。その米国での経験を活かし、私の授業でも学生を補助し指導するA)を採用している。45分という短い授業を有効かつ効果的な授業運営に繋げるためだ。理解度が異なる学生に寄り添いながら、個々の質問に丁寧に答えてくれる頼もしい存在でもある。彼らは自発的に手を挙げ、授業内外でも率先して指導や助言に当たる良き先輩、良きロール・モデルとなっている。専門教育を支える基礎教育の充実こそが、大学教育の質を高めると同時に人材育成に直結するとの強い想いがある。私の教育理念は新潟、日本の英語教育を牽引する気概のある学生を育成、輩出していくこと。そのため、グルーバルな教育は欠かせない。学生を連れ、積極的に海外の学会へ足を運び、共に学ぶ。階の〝とびら〟は世界へ、夢へと続くDOORS”、それが605研、通称YASUKO研である。EngEngOpens assistant)Assistant)assistant(SEFL」昨年の12月21日に東京都世田谷区にある日本大学商学部キャンパスで開かれた「6大学間合同ゼミ発表会」に、内田先生とともに参加してきました。この発表会は、日本大学商学部の高井ゼミナールの学生をはじめ、神奈川大学、成城大学、関東学院大学、高崎経済大学などの学生も参加し、各ゼミで行った研究成果を発表するという場でした。各大学の発表内容は、主にビジネスに関するもので、企業研究やビジネスモデルの研究、公表データ分析などでした。用ゼミナールでは「Jリーグから見つめる地方格差の研究」というテーマのもと、「都市と地方の人口格差はJリーグの環境に影響を及ぼしているのか」というリサーチクエスチョンを設定し、人口によるJリーグのクラブ成績や集客率のデータを収集し、実証しました。クラブ情報の開示が少ない中、ゼミ生全員で資料を集め、各人に役割を分担し、先行研究の検討やデータ分析を行うことで当日の発表は私一人で行いましたが、ゼミ生全員の努力が実を結び、他大学の学生や教員からも評価していただけるような立派な発表ができたと感じて私たち内田応います。しかし、他大学の学生のレベルも高く、指導教員がついていなくとも自分たちだけで発表したり、質疑応答では鋭い観点からの質問が飛び交っていました。発表内容だけでなく、他大学の学生の知識量や発表の仕方に毎回感心させられ、とてもいい刺激になりました。来年度の参加もお声がけをいただいたので、よりレベルアップして臨みたいと思います。新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和2年5月発行 2020年度 No.1国際文化学科 講師 佐藤 泰子ニュージーランドへの海外実習に参加した学生と国立ワイカト大で(2019年・左端が筆者)合同ゼミ発表会でプレゼンする後藤瞭太さんズームアップ6大学間合同ゼミ発表会Jリーグから見つめる地方格差の研究―経営学科・内田応用ゼミ“Learning English Opens the Doors to the World & Your Dreams”研究室
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