情報システム学科教授 高木義和国際文化学科准教授 神長英輔経営学科教授 白井健二学びを力に未来へ力を注いだ技能検定教科書づくりを体験学ぶ姿に励まされて記録的な暖冬により、雪の少なかった今年の冬も終わりを迎え、陽ざしに温かさを感じられる季節となりました。本日は予定されていた卒業式が新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中止となりました。非常に残念ではありますが、学内において各先生から卒業生一人ひとりに学位記が授与され、加えて野崎学長をはじめ教職員の皆さまより激励のお言葉を賜る等、特段の暖かいご配慮に卒業生一同心より御礼を申し上げます。私たちが新潟国際情報大学に入学したのは今から4年前、新たな環境への期待と不安を胸に大学生活がスタートしました。専門的な学問への挑戦や気の許せる友人ができるか、といった入学当初の心情を振り返ると、それが嘘のように充実した大学生活を送ることができ、この4年間は瞬く間に過ぎて行きました。私は高校時代から情報システムというものに関心があり、さらなる専門知識を学びたいと考え、本学へ入学しました。しかし、入学当初は「情報システム」と名の付くもの全てに関心を抱く一方で、その幅広く細かな多くの分野については意識していませんでした。そんな中でもひと際強く関心をもったのが画像処理の分野、特に仮想現実、バーチャルリアリティと呼ばれるものです。近年、注目され始めた技術であるため、技術的な部分における情報が少なく、当初考案した機能を実現させることができるのかといった研究の難しさを痛感しました。しかし、それと同時に分からないことに全力で取り組み、少しずつ感じる瞬間でもありました。この経験は、こ大学で学んだことは単なる勉強だけではありません。本学のカリキュラムでは課題解決型学習が多くの授業で取り入れられており、これらのチームでの活動を通して、各々のメンバーがそれぞれの役割を担い、チームで一つの目標を目指して協力することの大切さを学ぶことができました。話したこともない人とチームを組み、意見を合わせて共に進んでいくという経験は、今後社会に出ても大いに活かせることだと思います。名残惜しい中、私たちは今日を節目として新潟国際情報大学からそれぞれの新たな道へと歩み始めます。私たちの行く先には楽しいことも辛いことも待ち受けていることと感じます。私たちは、新潟国際情報大学で学んだ教養を糧とし、未来を切り拓くために今後更なる努力をもって、諦めず乗り越えていくことをここに決意致します。最後になりましたが、ご指導を賜りました教職員の皆さま、今日まで温かく成長を見守ってくれた家族、苦楽を共にした仲間、その全ての方々に心より感謝致します。皆さまのご健康と新潟国際情報大学のますますのご発展を心より願い、答辞とさせていただきます。て以来13年間、お世話になり有り難うございました。この11年間教育面では、銀行・生保に就職しても活用できる内主たる担当科目として「モデリング数学」「オペレーションズ・リサーチ」「卒業研究1・2・3」を担当しまし3月31日まで、情報を効果的に利活用できることをめざした、情報論、情報検索、情報文化の3科目を担当しました。24年間を振り返ってみると情報システム学会の設立、夏期セミナーの立世話になりました。授業から多くを学んだ日々でした。私が敬愛する漫画家、水木しげる先生は「好きの力を信じなさい」という言葉を残しました。私が担当したどの授業でも、学びの中2009年4月1日に本学に着任し1996年4月1日から2020年2010年9月から9年半あまりおた。卒業研究では、「DCF法による企業価値評価」をテーマとしました。た。研究成果としては在職中、海外ジャーナル誌に40論文掲載されたことです。ち上げ、エドモントンのIT企業調査、パソコン学の教科書作成など多くの新しい体験をすることができました。最とりあえず退職後も新潟にいますので、街で見かけたら声をかけてください。に「好き」や「楽しい」を見いだした学生の皆さんは、自分の知的世界を自力で広げていきました。私はそうした切に助けてくださった事務局の皆さま、ありがとうございました。容です。また、ファイナンシャル技能検定資格取得にも力を入れてきました。新しい就職先も開拓しまし近は、組織が2学部になったことから書類と形式的な議論が多くなっているのが気になっています。姿にたびたび励まされました。ともに学んだ卒業生・在学生の皆さん、両学部の先生がた、いつも親日本私立大学協会新潟県 知事岡三にいがた証券株式会社ALSOK新潟綜合警備保障株式会社日本ビルコン株式会社会長福井 直敬様花角 英世様代表取締役社長辻 和彦様代表取締役社長廣田 幹人様代表取締役社長 窪田 勝様 順不同 祝電 新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和2年5月発行 2020年度 No.114〈総代〉 情報システム学科貝津 拓実れも着大か実切らにな社進こ会めと人てだにいとなく感りこじ、とま切にす磋楽。琢し磨さしとてやいりくが上いでを卒業生 誓いの言葉退職教員 あいさつ
元のページ ../index.html#14