vol85
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小澤辰男氏のレリーフ完成本学のヒストリーパネルも装工事を進めていたキャリアサポートセンターが昨年9月20日に完成し、誰もが気軽に多目的に利用できる空間として生まれ変わりました。本学では学生一人ひとりと向き合い、希望する進路・就職の実現を目指しており、学生の就職活動も社会情勢に応じて「質」を変え指導支援をする必要があります。卒業後の進路の夢を実現するために環境を整え、学生一人ひとりに寄り添い、万全のサポート体制で臨むことが重要です。これからの学生支援の在り方も、従来型の就職情報の提供から、就学力を高め自己成長を考えた支 25周年記念事業の一環として改援へと移行しています。限られた学年、学生だけが利用するのではなく、全学年が気軽に利用できる空間を第一に考え、従来のボックスタイプからオープンスぺースで学生と交流できることを重視しました。なかでもコミュニケーションエリアは学生だけでなく職員もカウンターから出て活用できる場所となっています。さらに、目的や用途に合わせた少人数セミナーや就職ガイダンスの開催できる空間を設けました。普段はグループ学習や自習などに利用ができ、就職関連の情報誌などの閲覧や検索が容易にできる多目的ホールとなっています。また、プライベートな相談など個別指導の個室も設け、学生の相談内容を考慮できる空間になっています。本学の開学25周年記念事業として制作を進めてきた、本学創設者の故小澤辰男氏を顕彰するレリーフと、これまでの25年間の 歩みを記したヒストリーパネルが管理研究棟エントランスホールに完成し、その除幕式が昨年10月4日に行われました。レリーフには創設者の建学の理念や、当時小澤氏が学生によく話されていた中国故事に由来する「不苦去日多 という文字が刻まれています。除幕に先立ち野崎茂学長は「ここに本学のこれまでの足跡を列挙し、これからの25年、そして100年へと本学創設者故小澤辰男先生のご遺志を受け継ぎ、新たな歴史を刻んでいくよう努力してまいります」と述べました。続いてレリーフ制作に協賛をいただいた本学同窓会(みずき会)の高橋毅会長がらも新潟国際情報大学のますますの発展に寄与していきたい」と力強く述べられました。除幕式には教職員、学生ら約50人が参加し、大学のさらなる発展に向けて決意を新たにしました。只求失日少」「待ち望んだレリーフ、パネルが完成し、喜びに耐えません。これか生まれ変わったキャリアサポートセンター多目的に活用できるコミュニケーションエリア学長、高橋同窓会長たちによる除幕式小澤辰男氏のレリーフ新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和2年1月発行 2019年度 No.4キャリア支援室の開放的な相談窓口除幕式であいさつする学長        不苦去日多只求失日少去る日の多くを苦しまずただ求めよ失う日の少ないことに創立25周年記念事業1人ひとりに寄り添いサポート

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