湧源編集後記に代えてゆう げん入試・広報委員長 西山 茂5大学連携・新潟SKYプロジェクト今年は新潟県内でも40度を超す日があり、極めて暑い夏であった。また、各地で記録的な洪水被害も発生した。環境破壊が進んでいるのだろうか。最近、小惑星衝突を待つまでもなく、環境破壊による気象変化で人類はごく近い将来に滅亡するのではないかと危惧している。若い世代を育てている教育者の端くれとしては、この素人予測が大間違いのトンデモ論であることを願っている。ところで、この原稿を仕上げている頃は本学の夏休みも中盤である。私が通った大学では夏休みが終わってから学期の試験があった。50年前には宅配便などない(チッキとよばれる鉄道小荷物はあったが、今のようにドアツードアではない)ため、大きなバッグに教科書を一杯詰め込んで重さに耐えて里帰りした。しかし、毎年、ほとんどどの教科書も開かずに再び重さ(と重い心)に耐えて教科書を空っぽの下宿に持ち帰ったものである。学生諸君には、夏休みに勉強以外にもいろいろな経験をして欲しい。私自身がうまくできなかったのであるから、説得力はないが、でもやはり勉強もして欲しい。本学は夏休み前に試験があるため、試験勉強をする必要はないが、それでも今までの復習をし(試験に縛られないから自由にやれる)、後期に向けた準備を始めて欲しい。夏休みに勉強(研究)をしたかしないかが大きく影響するものに卒業研究(論文)がある。本学の場合、夏休みが終わると論文の提出までわずか3ヶ月しかない。今年担当している4年生にはクドイくらいこのことを言った。夏休みに十分研究を進め、後期でスムーズな研究の展開と論文提出をして欲しいものである。プログラミング・Tシャツづくりに興味津々SKYスクールit本学と新潟青陵大学、新潟青陵大学短期大学部、新潟薬科大学、新潟工業短期大学の5大学・短大が連携する「新潟SKYプロジェクト事業」の一環として、二つのイベントが夏休みを利用して開催され、小学生から高校生まで多くの参加者でにぎわいました。本学の新潟中央キャンパスで8月21日、小学生を対7月17日、19日の2日間、昨年に引き続き北越高校の2年生を対象にした「1dayキャンパス」を開催し、合わせておよそ500人の生徒が会場となった新潟中央キャンパスを訪れました。(理系を選択している生徒は午後から新潟薬科大学に移動)「1dayキャンパス」は北越高校がキャリア教育の柱に掲げるもので、本学をはじめ「新潟SKYプロジェクト」でルは、青陵(S)、国際情報(K)、薬科(Y)の、専門ジャンルが異なる3大学と2短期大学が協力し、小学生の興味と関心、知識を高めるのが狙いで、今年で3回目の開催でした。5大学合わせ13講座20プログラムある受講無料の講連携する5大学が、それぞれの専門分野から特徴的な講義を開設しました。生徒たちは「地元学」や「国際貢献」、「社会福祉」、「情報システム」、「薬学」、「応用生命」と多岐に渡るカテゴリーの中から、「将来どのようにして社会貢献を果たすかという視点から、大学象にした「5座に約150人の小学生が大学連携ニイ参加しました。本学は「迷ガタSKYス路を脱出するプログラムをクール」を開作成しよう!」「Scratch催しました。プログラミング教室」「Vis-SKYスクープログラミング教室」「光通信ってなんだ」「世界一かっこいい外国語Tシャツをつくろう」「ロボホンプログラミング教室」の6講座を開設。「〜外国語Tシャツをつくろう」に参加した受講者は、英語、中国語、韓国語、ロシア語、カンボジア語の進学後の学びを主体的に探究する」目的に沿うよう、者にとって「大学の講義」を体験するよcu自ら講義を選択し受講していました。また講義では、高校の授業とは異なり、実験、実習などを数多く取り入れており、参加語学を体験し、5か国語で書かれた自分の名前に興味を示していました。「ロボホンプログラミング教室」では、あらかじめ「なぞなぞ」をインストールしておき、ロボホンがなぞなぞを出して子どもたちが答え、ロボットとの会話を楽しんでいました。い機会になったようです。新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和元年10月発行 2019年度 No.3 6親子でプログラミングを学ぶ参加者 ロボットとの会話を楽しむ小学生1dayキャンパス北越高生500人大学講義を体験13講座に150人の小学生
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