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月岡温泉街で情報発信 芽生えた社会人の心構え初めて6社を訪問見学 見えてきた企業の仕組み 新しい生活環境異文化体験で視野広がる――国際文化学科 3年 辻川世蓮8月12日から3週間、海外実習でニュージーランドのワイカト大学に同じ国際文化学科の8人と共に参加してきました。ワイカト大学の一般英語コースは、それぞれの英語力に応じてクラスが分かれ、20人くらいの人数で1クラスが構成されています。多くの国の留学生が在籍しており、交流の幅が広がりました。ニュージーランドに留          3学し、日本と異なる文化体験をして、今までとは違った見方ができ、とても勉強になりました。ホームステイでは、新しい生活環境の中で毎日英語を使い、ホストファミリーと会話をしました。英語を話す機会が少なかった私にとって、一番学ぶことができ、成長できる時間でした。伝えたいことがあっても、英語で伝えたいことをすぐに話すのは難しく、悔しかったです。もっと英語を勉強したいという思いが強くなりました。週末は、1日観光でロトルアツアーやホビットツアーに参加したり、ホストファミリーや友達と外出したりしました。ロトルアツアーでは羊のショーを見学し、ホビットツアーでは、映画の撮影が行われたホビット村を見学しました。またニュージーランドの海がとてもきれいでした。この留学を通して貴重な体験をし、たくさんの思い出ができました。毎日とても楽しく3週間が短く感じました。留学で学んだことを活かし、これからいろいろなことにチャレンジしていきたいです。キャリア育成合宿が9月3、4日の2日間、1年生から3年生までを対象にした「企業見学セミナー」が、8月27日に実施されました。このセミナーは、普段見ることができない企業の裏側や仕組みを知り、様々な職業に視野を広げることを目的としています。本学と新潟青陵大学、同短期大学部、新潟薬科大学との4校合同で、新発田市月岡のホ今回は新潟コースと県央コースの2コースに分かれ、そテル清風苑を会場に行われ、1年生から3年生までしました。今年度も「元気よく目立とう」をテーマに学生一人ひとりが課の31人が参加題を持ち、主体性や自身のキャリアプランを身につけられるプログラムに取り組みました。今回の合宿では月岡温泉街の情報をまとめたリーフレット作成を通して行動力、会話力、コミュニケーション能力の向上に努めました。最後に企業の方々と情報交換を行い、多くの人生経験や社会人としての心構えを伺うことができました。参加学生はあらためて自分自身と向き合うとともに、これから社会人となる自覚を持つことができ、今後の活動につながる貴重な機会となりました。れぞれ3社ずつ訪問見学しました。「新潟コース」は島津ホールディングス、トッキー、モトーレンニイガタの3社、「県央コース」は藤田金屬、森井紙器工業、スワロー工業の3社です。県央コースでは製品ができる過程を見学し、社員の方々と交流することによって、業務内容を様々な視点から知ることができました。参加者は仕事の心構えを学び、卒業後に自分の働く姿をイメージできるようになり、これからの就職活動の参考になる充実した一日を過ごしました。観光ツアーで訪れたホビット村の撮影セットスワロー工業で太陽光架台の取付について説明をうける学生達新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和元年10月発行 2019年度 No.3ワイカト博物館前で記念写真に収まる本学からの海外実習生8人(左端が筆者) 企業の方と学生が一緒に行ったグループワーク企業見学セミナーキャリア育成合宿海外実習 ニュージーランド ワイカト大学湧き上がる英語への学習意欲

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