vol81
3/8

特別講演を行った県内企業代表の4氏大会委員長 小林満男(経営情報学部長)           3(国際文化学科     教授 越智敏夫)日本的経営の現在・未来を議論全全国国かからら440000人人超超がが参参加加催する「新潟⇔ベトナム交流の翼」使節団の一員として本学の野崎茂学長が、昨年10月17日から5日間、ベトナムの2都市を訪問しました。ハイフォンでは市長、ハイフォン公立大学を表敬訪問。ハノイでは日系企業を視察し、交流イベントに参加しました。日本経営学会第92回大会が、新潟国際情報大学(新潟中央キャンパス&ANAクラウンプラザホテル新潟)を会場として昨年9月5日から4日間にわたり開催されました。近隣大学の会員で大会委員会を構成し、本学より佐々木桐子大会事務局長、阿部聡委員、土田翔委員を中心に学生13名を加えた体制で大会の運営にあたりました。全国から400名を越える会員が参加され、統一論題や各セッションでは積極的な議論がかわされました。特別講演では、「新潟企業の力■地域との共存とグローバル展開」と題し産官学連携の実行委員会が主ハイフォン公立大学は北部の港湾都市に位置し、約12000人の学生が学んでいます。「IT」や「経済」など本学と共通の学部を有し、高まるニーズに応えるため、日本語教育の拡充を強く望んでいます。会談では両校学長が大学の概要を説明し、教員や学生と意見交換を行いました。教員からは、交換留学やインターンシップについて質問があり、今後の関係構築に向けた強い意欲が感じられました。て、4人の県内企業のトップから、企業の力や地域性、海外との関わりを中心に、各社の経営戦略、最前線の取り組みについてご講演を頂きました。日本経営学会は大正15年発足の歴史ある学会ですが、本州日本海側での年次大会は初めてで、また最も規模の小さい大学での開催でした。経営情報学部経営学科のスタートの年に年次大会を担当させて頂いた縁を今後の経営情報学部の充実、発展につないでいきたいと考えています。ハイフォン公立大学を表敬訪問交換留学に強い意欲央キャンパス講堂において米国大使館政治部安全昨年9月27日、新潟中保障政策課書記官のジェシカ・バーロー氏による「日本とアメリカの安全政策について」と題する講演会が開催されました。ほぼ満員の聴衆に対して同氏は現在の日米関係における諸事象について多面的な観点から説明されました。現役外交官のこうした発言に対する慣例として、具体的な内容をここでお伝えすることは避けますが、現在の日米関係を考えるうえで非常に重要な視点を提供していました。聴衆からの質疑も具体的な論点に関連するものばかりで、質問に対するバーロー氏の返答も真摯かつ興味深いものでした。それらの意見交換もとても真剣なものとなっていました。また講演の終了後、バーロー氏は本学学生と直接歓談する時間を設け、個々の質問にも時間をかけて答えていました。学生にとっては米国への留学関連以外にも多くの貴重なアドバイスを得る機会となったと思います。講演するジェシカ・バーロー氏新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成31年1月発行 2018年度 No.4ハイフォン公立大関係者と意見交換する野崎学長(右側中央)ジェシカ・バーロー氏(米外交官)新潟 ⇔ ベトナム交流の翼初開催国際関係事業講演会日本経営学会本学で学長 使節団に参加「日米の安全政策」を語る

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る