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(情報システム学科・教授 小林満男)(国際交流委員長 国際文化学科・教授 吉澤文寿)東京地区(7/4)新潟地区(10/31)日本技術者教育認定機構(JABEE)による情報システム技術プログラムがスタートし、今年で10年目を迎えました。JABEEの認定制度は、高等教育機関で行われる教育活動の品質が満足すべきレベルにあることを審査・公表するもので、JABEE修了生は卒業後、修習技術者として継続的に研さんを積むことが期待されています。そこで本学では、JABEE修了生や社会で活躍している卒業生を支援すべく、一昨年より勉強会・交流会を実施してきました。中央大学の神田駿河台記念館で開催されました。文科省における科学技術人材育成や技術士制度の今後の展開について情報共有した後、参加者全員による自己紹介とコーチング演習を行いました。さらに特別講義として、日本技術士会情報工学部会幹事の西原浩一技術士(情報部門)から「技術者にとっての継続学習の必要性―体験報告―」と題し、自らの体験をふまえ、実務の中でいかに継続して勉強していくことが大事であるかをご講演していただきました。本学の新潟中央キャンパスで東京地区とほぼ同様の内容で実施しました。特別講義は「『良い仕事』を目指す技術者倫理」と題し、有限会社・佐藤R&D代表取締役、一般社団法人技術士PLセンター代表理事の佐藤国仁技術士から、企業での実務経験や大学(院)等での技術者倫理に関する教授経験をふまえたご講演をいただきました。あらためて良い仕事について考える機会となったことと思います。また、初めての試みとして、10月11・学祭(紅翔祭)にJABEE委員会としてJABEE説明ブースを設置したところ、多数のJABEE修了生や技術士資格に関心のある卒業生に立ち寄っていただきました。日ごろの職場での活躍状況や大学への要望などをうかがうことでき、貴重な機会となりました。今後も、交流会や紅翔祭のJABEE説明ブースなどを同窓の仲間との情報交換の場として、また同窓生と教職員が生涯研さんしていく際の支援の場として利用していただけるよう内容を充実してまいりますので、テーマや実施方法など要望がありましたら本学までご連絡ください。最後に、実施にあたりご協力をいただいた日本技術士会および同情報工学部会に感謝いたします。戦70年『要石』とし今年度の国際理解講演会を12月6日、沖縄在住のアメリカ人国際政治学者ダグラス・ラミス氏(元津田塾大学教授)をお招きし、本学新潟中央キャンパス9階講堂で開催しました。ラミス氏は「終ての沖縄」と題して講演し、新聞の世論調査から、ヤマトの人々は日本国憲法第9条に賛成しながら、日米安全保障条約も必要であると考えているとして、その矛盾する見解を繋いでいるのが沖縄という「要石」であると述べました。日米安全保障条約に反対する見解も、沖縄に米軍基地が集中していることを放置し、ヤマトに移設するのは「危ない」と考えるなら、沖縄の世論を無視しているのだと合わせて述べました。ヤマトの人々の「植民地主義」を鋭く批判するラミス氏の言葉は、一般市民にとても分かりやすく、それだけに非常に苦い提言でした。講演後、フロアから予定された時間が過ぎるくらいに多くの質問が出され、ラミス氏はそれらにていねいに答えてくださいました。当日は天気も良く、盛況のうちに講演会が終了しました。関係者の皆さまに御礼申し上げます。東京会場新潟会場新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成28年1月発行 2015年度 No.4            312日に開催された大 国際理解講演会ダグラス・ラミス氏を迎えて「終戦70年『要石』としての沖縄」社会で活躍している卒業生を支援JABEE修了同窓生らの交流会を開催継続学習の必要性/良い仕事を目指す

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