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教員海外研修便り 10、11月は、透き通った青韓国のソウル大学の奎章閣 6韓国学研究院・国際韓国学センターの客員研究員として一年間勉強させていただきました。空が広がるソウルの秋晴れに心が躍り、自分の国に惚れなおす不思議な感覚を覚えました。紅葉の鮮やかな色も感動的でした。キャンパス内でも面白いイベントが絶えませんでしたが、ちょっと外に目を向けると、街のいたるところで文学祭や音楽祭などが行われていて、街を歩きながら楽しみました。2002年ワールドカップのときから始まった街頭応援の文化が今やさまざまなジャンルにまで広がり、街角で共に楽しむ独特な文化空間をつくり上げているのです。韓国社会はサラダボール。今すでに日本より外国人の割合が高いのですが、より開かれた多民族社会、多文化社会の実現に真剣に取り組んでいる様子を、ソウル市内や近郊に新しくできた外国人街、松島(ソンド)国際都市の発展ぶりを見て確認することができました。もちろんそこにはさまざまな困難や課題が山積していますが、方向は間違っていないという国民の合意があるのですから、今後その成果は着実に上がっていくだろうと思います。そういえば、ソウル大の演劇部の定期公演の舞台も『洗濯』というタイトルの、ソウルで生活する恵まれない境遇のモンゴル人の青年と韓国女性の友愛の物語でした。奎章閣では学期中はほぼ毎週、研究会や講演会が開かれました。歴史学、文学、社会学など多様な分野の専門的な話を聞くことができました。外国の大学にいる研究者を招聘している立場だからでしょうか、韓国式もてなしの交流会も頻繁に開いてくれました。おかげで多くの国からの研究者たちと楽しい雰囲気でいろいろなお話ができました。そういう場では時々、韓国人でありながら日本のことを〈語る〉立場に立たされます。東日本大震災、原発、放射能汚染問題、日本社会の右傾化、日本軍慰安婦問題、へートスピーチ、アベノミクス等々。外から見る日本は、私の中でいつの間にか〈日本問題〉となってしまったのです。今年の4月にはあの事故。40代50代のほとんどの韓国女性が鬱状態といわれた国民的トラウマ。そ研究と教育に携わっている以上、避けて通れない切実なテーマだということを、日本と韓国を照らし合わせながらあらためて実感しました。成均館大学国際シンポジウムでの研究発表、韓国外国語大学での特別講義、奎章閣での研究発表などで、自分の研究内容や考えをまとめることができました。これらの成果をこれからの授業や研究に積極的に生かしていきたいと思います。そして韓国社会を冷静に見つめる姿勢を失わず自分の中の〈日本問題〉とも真剣に向き合っていきたいと思います。して8月のフランシスコ教皇の韓国訪問のときに感じた満ち溢れる敬虔な熱気。個人と社会、個人と国家。大学の人間としてけい けんソウル大で客員研究員の1年「サラダボール」の母国を冷静に見て 「日本問題」とも真剣に向き合う――国際学部国際文化学科・教授 申銀珠新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成27年1月発行 2014年度 No.4近山 英輔(情報文化学部 情報システム学科・准教授)・(2014年)"Decomposition of multivariate function using the Heaviside step function", プラーソル アレクサンドル(国際学部 国際文化学科・教授)・(2014年)Istoriya yaponskogo obrazovaniya, Palmarium Academic Publishing.・(2014年)Expert. Yaponsky yazyk v modelyakh, Vostochnaya Kniga. 神長 英輔(国際学部 国際文化学科・准教授)・(2014年10月15日〜)"Рыбопромышленность в низовьях Амура и на северном Сахалине, оккупированных Японией в начале 1920-х годов", Международной научной конференции ≪Мировые конфликты: глобальное и региональное измерение≫ (к 100-летию начала I Мировой войны) (Южно-Сахалинск, Россия)上西園 武良(情報文化学部 情報システム学科・教授)・(22014年11月1日〜11月1日)小柳孝裕 他「缶入りコーンポタージュの粒コーン飲み干しに関すSpringerPlus 3, 704(University of Lodz, Poland)ジウム「東亜思想交流史」(台湾大学)る研究」日本人間工学会東海支部研究大会(愛知工業大学)小林 満男(情報文化学部 情報システム学科・教授)・(2014年11月25日〜11月26日)「情報感度の学習成果に及ぼす影響」経営情報学会(新潟国際小林 元裕(国際学部 国際文化学科・教授)・(2014年10月22日〜11月5日)小林元裕 他「東アジアと日本」かしわざき市民大学(市民プラザ)小宮山 智志(情報文化学部 情報システム学科・准教授)・(2014年11月25日〜11月26日)「情報感度の学習成果に及ぼす影響」経営情報学会(新潟国際佐々木 桐子(情報文化学部 情報システム学科・准教授)・(2014年9月2日〜9月4日)"Recovery of Japanʼs Automobile Industry after Natural Disasters", 近山 英輔(情報文化学部 情報システム学科・准教授)・(2014年9月9日〜9月11日)中山超 他「代謝混合物のシグナル分離に有用な2D-J NMRデータの小林 満男(情報文化学部 情報システム学科・教授)・(2014年10月25日〜26日)経営情報学会2014年秋季全国研究発表大会 大会委員長)・(2014年11月4日)新潟市水道事業経営審議会出席(新潟市)情報大学)情報大学)International Conference on Business & Information 2014(Hawaii, USA)解析支援webツールの開発」第66回日本生物工学会大会(札幌) 3)委員・社会的活動・記事・その他神長 英輔(国際学部 国際文化学科・准教授)・(2014年11月3日)第4回地域研究コンソーシアム賞・研究企画賞の受賞(谷垣真理子を代表とする「国際研究プロジェクト『華南研究の創出』」と書籍『変容する華南と華人ネットワークの現在』が受賞。神長は同プロジェクトの一部である科研費・基盤研究Bに2009年度から2011年度まで研究協力者・研究分担者として参加。上記著書にも共著者として参加) 2)学会・研究会・講演等石井 忠夫(情報文化学部 情報システム学科・准教授)・(2014年7月2日〜7月5日)"SCI for Pair-Sentence", Trends in Logic XIII (Studia Logica) 區 建英(国際学部 国際文化学科・教授)・(2014年11月7日〜11月8日)「福沢諭吉の自由における独立自尊と他者感覚」國際学術シンポ
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