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ロシアコース韓国コースɆɵɟɡɞɢɥɢɧɚɦɨɪɟ,ɩɪɟɩɨɞɚɜɚɬɟɥɹɦɢ.əɫɤɚɠɭɨɩɪɟɩɨɞɚɜɚɬɟɥɹɯɜɥɟɫɢɞɪɭɝɨɣɝɨɪɨɞɫɥɸɛɹɳɢɟɁɞɪɚɜɫɬɜɭɣɬɟɈɧɢɨɱɟɧɶɞɨɛɪɵɟəɨɱɟɧɶɥɸɛɥɸɢɯɋɩɚɫɢɛɨ情報文化学科 細山雄平にルームメイトが外国人と決まっていました。北京の寮につきルームメイトはタイ人だと分かりました。彼は日本のジブリ映画やドラマ、芸能人などよく知っていて日本に興味があり、最初の頃はそれらのことをインターネットの翻訳サイトを利用しながら会話をしていました。その翻訳サイトを利用しなければ彼が何を言っているのか聞き取ることができず、日常会話は全くできませんでした。また文化の違いから、彼の行動に戸惑い、理解できず、ストレスがたまることもありました。しかし、勉強や一緒に生活していくうちに少しずつではありますが、相手が何を話しているか聞き取り、自分の言いたいことを言えるようになりました。文化の違いも理解し、外国人とルームメイトになり、良い経験ができたと思います。特に私が一番楽しかったことは、実践的な授業と多くの学生との交流でした。授業では、主に会話・書き取り・聞き取りの3教科で学習をしました。ほか には新聞の読解・歴史・太極拳の授業がありました。特に太極拳は中国の習慣を学ぶいい機会でした。北京師範大学ではさまざまな国の学生が在籍しています。私のクラスには日本人以外に韓国・タイ・インドネシア・メキシコ・ドイツの学生がいました。最初の頃は自分のことで精いっぱいでしたが、授業を理解できるようになったころからはクラスメイトともコミュニケーションがとれるようになりました。授業ではそれぞれの国の料理や有名人などを紹介しあったり、放課後にはクラス会をしたり、ご飯を食べにいったりと、かけがえのない時間を共に過ごしました。たった半年間の留学でこれだけの外国人と関われたことは喜ばしいことであり、異文化を理解するうえでこのような交流はとてもいい勉強になりました。一方でこの留学では日本人との付き合いも非常に多かったです。北京師範大学には日本人会という日本人留学生が運営する ボランティア団体があり、大変お世話になりました。日本人同士の交流や、イベントの参加を通してたくさんの日本人と仲良くなることができました。なかでも、「北京の夜」というイベントは最高でした。そのイベントは、さまざまな国の留学生がチームを作って参加します。日本人会も毎晩、寒い中、気温がマイナスの日も外で練習したかいがあり、予選を勝ち抜き出場することができました。私たちはそのステージで一世風靡の「前略道の上より」を踊りました。「北京の夜」は忘れられない思い出です。私たちは昨年の9月28日から2月3日までウラジオストクの極東連邦大学に約4カ月間留学しました。早速ですが、少しロシア語でお話させてください。(先生方についてお話します)(彼らはとても親切で愛情深いです)情報文化学科 山口裕加 (私たちは、先生方と一緒に海や森、ほかの都市へ行きました)(私は彼らが大好きです)(ありがとうございました)ロシアでお世話になった先生方についてお話させていただきましたが、残念ながら、私のロシア語は未熟です。しかし私は今回の留学で、皆さんの前でロ シア語を話す度胸を身に付けてきました。これは、失敗したり後悔したりしながら成長してきた友人たちや、何度失敗しても温かく指導してくださった先生方のおかげです。これから春休みを経て、元の学校生活に戻ります。しかし、留学以前の生活に戻ってしまってはいけないと思います。私たちが得た大きな財産をどのように維持し、還元するかを考える上でこの春休みは大切な期間です。それは、私だけでなく留学に参加した多くの学生が考えていることだと思います。だから、先生方にはこれからの私たちに期待して欲しいです。がありました。それは反日活動を取り上げるニュースなどを多く目にしていたためです。とは全くなく、むしろ韓国語をうまく話せない日本人の私にも、寮の友人たちは積極的に話し掛けてくれ、一緒に卓球をしたり、お酒を飲んだりしました。もしこれが日本なら、見知らぬ韓国人が寮に入ってきても多くの日本人は無視するでしょうが、韓国人はそうはしませんでした。売店や食堂のおばさんなども積極的に話しかけてくれて、時々おせっかいと感じてしまうくらい面倒見がいい人が多かったです。考え方も変わっていき韓国が好きになり、韓国語も上達できました。そして何より留学を通して言語は勉強ではなく、コミュニケーションのツールなのだと実感しました。この留学をすてきな思い出にすることは簡単です。留学したという事実、思い出にすがっていればいいからです。だがそれではカッコ悪くないでしょうか。あくまで大事なことは、この経験をどうこれからに生かすかです。これからなにを学び、どうして行きたいかだと思います。私は韓国に対して正直、不安しかし、現地でそのようなここれにより韓国に対する私の     .  9ロシアロシア中国中国韓国韓国新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成25年4月発行 2013年度 No.1学学びび得得たた財財産産をを        ぜぜひひ還還元元ししたたいい全全くくななかかっったた反反日日感感情情    好好ききににななりり語語学学もも上上達達将来に生かそう貴重な体験将来に生かそう貴重な体験

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