学報102号
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国際文化学科3年 佐藤広明国際文化学科3年 塩原花奈ニュージーランド韓 国歴史学んで異文化理解日韓の歴史に興味わく私は9月中旬から1月末まで、約4か月間ニュージーランドに留学しました。ニュージーランドでの留学経験は、英語やニュージーランドの文化を学ぶことができるだけでなく、私自身が人として成長するきっかけを得ることができました。最も苦労したことはリスニングの難しさでした。この国で生まれ育った人たちは、私が今まで学んできたアメリカ英語とは大きく異なる訛りや表現方法を使っていました。ワイカト大学では数多くの留学生を受け入れており、さまざまな人種の学生とペアワークなどを行います。それらを聞き取れるようになることも最初の壁のひとつでした。そんな中で、ホストファミリーや現地の学生、先生の手厚いサポートを受け、相手の言いたいことを理解し、大学や店で間違いを気にせず堂々と話しかけることできるようになりました。ニュージーランドの先住民であるマオリ族に関してでした。ワイカト大学では英語だけでなく、マオリ語やマオリ族に関する歴史、文化なども学ぶことができます。マオリ族と白人入植者による争いの歴史を聞き、とても驚きまし合っていることが、伝統的な食べ物や両方の言語が併記されている看板やテレビCMなどあらゆるものから理解できたからです。歴史を教えてくださ9月から約5カ月間、韓国の慶煕大学校に留学しました。長いようで短い5カ月間でしたが、毎日充実し、有意義な留学生活を送ることができました。か意思疎通ができない環境に置かれたため、確実に韓国語の話す能力を向上させることができたと思います。また、習った文法を実際に使ってみることと、たくさん会話をすることが大切だと実感しました。また、語学堂のなかで生活しながら、中国、香港、台湾、ドイツ、イギリス、フランスなど、さまざまな国の人たちと出会うことができました。そこで、韓国の文化だけではなく、いろいろな国の文化を知り、異文化理解も深めることができました。留学でしか味わうことのできない貴重な経験をすることができたと思います。度」で、韓国人の学生と話したり、留学生活をサポートしてもらったりして、留学中に最も興味を持ったことは、した。マオリ族と白人の両者が、お互いの文化を尊重私たち韓国語コースの学生は、昨年韓国語でしまた、慶煕大学校にある「トウミ制った先生もこのような国はとても珍しいとおっしゃっていました。今回の留学で私は、苦手意識を持っていた英語を克服するとともに、ニュージーランドの歴史的背景や文化を知ることで、異文化理解や多文化共生について考え、知識を深めることができるようになりました。これから先も留学で学んだことを活かし、より自発的に物事に取り組んでいきたいと思います。今回お世話になったワイカト大学の先生方、アドバイザーの皆さん、そして学務課の方々や先生方、本当にありがとうございました。とても有意義な時間を過ごすことができました。これからは、さらに韓国語の勉強に励むとともに、韓国と日本の歴史にも関心を向けていきたいです。今回の留学に携わっていただいた大学の先生方、学務課の方々、留学準備ありがとうございました。今回の留学の経験を活かし、今後も努力していきたいと思います。や留学中の生活を多方面から支えていただき、本当に 1)研究論文・図書梅原 英一(情報システム学科・教授)・(2024年2月)「読者調査に見る紙マンガと電子マンガの嗜好の違い」日本印刷学会誌 第61巻 第南怡島にてクラスメートたちと(右から3番目が塩原さん)ワイカト大学にて(後列右から3番目が佐藤さん)新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和6年4月発行 2024年度 No.1           7佐々木 宏之(経営学科・教授)・(2024年2月)"Is non-synesthetesʼ B Blue? Grapheme‒color association improves 謝 凱雯(経営学科・教授)・(2024年2月)「燕三条地域における起業ダイナミズム−COVID-19危機をベースにして−」 企藤本 直生(国際文化学科・准教授)・(2024年1月) Naoki Fujimoto-Adamson, John L Adamson, & Mariya Aida Niendorf. "Exploring 矢口 裕子(国際文化学科・教授)・(2023年11月)『アナイス・ニンの魂と肉体の実験室――パリ、1930年代』小鳥遊書房(270頁)1号(8〜14頁)non-synesthetesʼ detection in visual search. ," Consciousness and Cognition, Elsevier Vol.118(103632)業研究 第44巻(175〜186頁)・(2024年3月)「燕三条における企業家のセンスメーキング形成−COVID-19危機への対応をベースとして−」 危機管理研究 第32巻(9〜19頁)the supervisors' writing experiences and their effects on undergraduate thesis supervisory practices: A comparison of Japanese and Swedish contexts," Research in Cpmparative & Interational Education, Sage Publication Vol.19, No.1(23-45) ・(2023年11月11日)「欧州における水産養殖事業のサステナブルエコモデルの可能性」日本経営品質学会 2023年秋季研究発表大会(ハリウッド大学院大学)・(2024年3月6日)「海の豊かさを守るためのぶり養殖事業:ニッスイグループ黒瀬水産株式会社の経営学的事例を通して」SDGsフォーラム国際連合中間発表会(国立高雄科技大学)与えた影響についての探索的研究」第76回数理社会学会大会(大阪大学)in Japan's Automobile Industry," IIAI AAI 2023-Winter Congress(Bali)・(2024年3月1日)「サプライチェーンネットワークの途絶に関する概念モデルの構築」日本シミュレーション学会多次元移動通信網研究会(中央大学)山田 裕史(国際文化学科・教授)・(2024年2月)「体制維持に資する選挙機能の多様性とその限界――人民党支配下のカンボジアにおけるコミューン評議会選挙」山田紀彦編著『権威主義体制にとって選挙とは何か――独裁者のジレンマと試行錯誤』ミネルヴァ書房(117〜149頁) 2)学会・研究会・講演等内田 亨(経営学科・教授)・(2023年9月16日)Remy Magnier-Watanabe, Toru Uchida "Emotional Contagion at Work in Japan Predicated on Familiarity" 国際戦略経営研究学会2023年度年次大会(東京農工大学)小宮山 智志(経営学科・准教授)・(2024年3月16日・17日)「検索キーワードの共起分析によるコロナ禍の行動制限が健康意識に佐々木 桐子(経営学科・准教授)・(2023年12月11日〜13日)"Simulation Modeling of a Conceptual Model for Supply Chain Risks 教員の活動(本人申告による)派遣留学報告4カ国へ31人が参加

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