08講義番号B-14講義番号B-15講義番号B-16講義番号B-172019年 中央大学経済研究所客員研究員1991年 法政大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了1994年 法政大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程満期退学2005年 上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士前期課程修了2008年 上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻博士後期課程満期退学2008年~2011年 上智大学アジア文化研究所特別研究員(PD)2008年~2011年 東京大学大学院総合文化研究科 2011年~2014年 日本学術振興会特別研究員(PD・東京大学)2014年~2015年 東京大学大学院総合文化研究科 専門領域:東南アジア政治(とくにカンボジア政治)、国際協力論「人間の安全保障プログラム」(HSP)特任研究員グローバル地域研究機構持続的平和研究センター特任研究員「「働く」から学ぶ日本経済」「経済学は数学が得意な人だけが学べる」?答えはNO。経済と聞くと、数字や関数など数学の世界を思い浮かべるかもしれませんが、歴史や社会制度から経済を見る、というアプローチの方法もあります。労働問題や社会保障制度を学ぶ社会政策という分野で、「働く」とはいったいどういうことなのか?を歴史的に考えます。経済学の様々なアプローチ方法の中でも、「働く」を通して日本経済について考えてみましょう。経済学という、国際理解のための1つの〈ツール〉を手に入れませんか?「戦時期ってどんな時代?~女性の暮らしから見てみよう~」みなさんにとって日本に戦争があった時代は、はるか遠い昔のことかもしれません。戦時中と聞いても、まったくイメージもつかず、今とはかけ離れた時代、としか思えない人も多いでしょう。しかし!実は、戦時中には現代日本とよく似た労働問題も存在し、戦時期は私たちが生きる今と意外と共通点の多い時代だったのです。ここでは、特に女性たちの暮らしを中心に日本の戦時期がどんな時代だったのかを考えるとともに、現代の日本社会の労働環境との共通点に光を当ててみましょう。「ジェンダー論入門」皆さんはジェンダーという言葉を聞いたことがありますか?生まれもった身体の性(セックス)に対し、文化的・社会的な性を指す言葉です。いわば生きていく過程で学び、行い、ある時は演じ、ある時は強いられる性のシステムです。音楽や映画、文学、または世界で日々起こるできごとをジェンダーの視点で切り取ると、何が見えてくるでしょう?「カンボジアから考える紛争、平和、開発」タイとベトナムに挟まれた東南アジアの小国、カンボジア。この国では、冷戦下の1970年から約30年間、内戦や大量虐殺、国際的孤立といった混乱の時代が続きました。日本を含む国際社会からの協力を得てようやく平和を回復したものの、近年では長期政権による独裁的な政治運営や、急速な経済開発にともなう負の側面が目立ち始めています。本講義では、カンボジアを事例に、紛争経験国がどのように平和を回復し、国の再建に取り組んでいくのか、その際の課題は何かといった、平和構築にかかわる諸問題について考えます。堀川 祐里(HORIKAWA Yuuri)国際学部 国際文化学科 准教授(博士 経済学)経 歴:2019年 中央大学大学院経済学研究科博士後期課程修了 専門領域:社会政策、日本経済史、ジェンダー史矢口 裕子(YAGUCHI Yuko)国際学部 国際文化学科 教授経 歴:1985年 法政大学文学部英文学科卒業 専門領域:アメリカ文学、ジェンダー・セクシュアリティ研究(個人研究)山田 裕史(YAMADA Hiroshi)国際学部 国際文化学科 教授(博士 地域研究)経 歴:2000年 関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業
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