B大学の講義は面白い:大学の講義を体験してみよう04※在外研修のため後期のみ講義番号B-01講義番号B-02講義番号B-031995年 早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学「ヨーロッパの現代史」第二次世界大戦後のヨーロッパの歴史をおおまかにとらえたうえで、2010年以降ヨーロッパが直面してきた危機について学習します。とくにウクライナ戦争の影響について、解説していきます。「英語を訳して政治を考えよう」下の英文は、作家の村上春樹さんがイスラエルという国のエルサレム賞という文学賞を受賞した際のスピーチに出てくる一節です。このスピーチには、パレスチナ問題という悲惨な紛争が重くかぶさっていました。それは、圧倒的な強者が全くの弱者を次々に殺していく事態を見つめようとするものであり、その事態をどのように理解すべきなのかを問うものです。村上春樹さんはスピーチ全体を通じて、文学の力を信じるこころを訴えかけています。スピーチは英語で行われました。この講義では、スピーチ全体の内容について説明しながら、そこに流れるメッセージをしっかりと受け止めるために、下の英文の一節を訳してみたいと思います。文法通りの機械的な訳文では、メッセージを受け取ることはできません。受験英語とは異なる、ものごとを考え表現を磨くための翻訳の実践です。ぜひ挑戦してみてください。Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg.「EU(欧州連合)の政治」テレビや新聞、世界史や政治経済の授業などで、EU(欧州連合)の名前を聞いたことのある人は多いと思います。とくに最近は、ウクライナ戦争に関して連日報道されているので、名前だけは身近に感じているという人も、少なくないでしょう。しかし、EUにはどのような国が加盟していて、単一通貨のユーロとはどのようなもので、加盟した国々はどのようなルールのもとで動いているのかとなると、なかなか詳しいことは分からないのではないでしょうか。この講義では、そうした基本的なことがらを解説しながら、EUのリアルな姿を紹介していきます。臼井 陽一郎(USUI Yoichiro)国際学部 国際文化学科 教授経 歴:1989年 早稲田大学社会科学部卒業 専門領域:EU(欧州連合)研究国際学部 国際文化学科
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