模擬講義2024
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10講義番号B-25講義番号B-26講義番号B-27講義番号B-28講義番号B-29講義番号B-301992年 東海大学大学院医学研究科機能系専攻博士課程修了1998年 横浜国立大学大学院経営学研究科修士課程修了1998年~2003年 ミツミ電機株式会社 経理部2009年 横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程後期単位取得退学「ボディイメージのゆがみ~痩せ願望と痩せ好み、何かがヘンだ?~」第35代米国大統領のJ.F.ケネディは「体力は国力の象徴」と指摘しました。現在日本の若者の基礎体力は1980年代前半からずっと低下してきています。特に年齢の若い人は体力の劣る「細い」「スリム」「きゃしゃ」であることに魅力を感じている人が多く、またそれを好む傾向にあるようです。しかし、そういうことには大きな落とし穴が潜んでいますし、それによって日本の国力が低下して将来国民が不幸せになる社会ができるかもしれません。この講義では「肥満」ではなく「痩せ」による健康体力の問題を中心に解説します。「オリンピックの歴史とトップアスリートの強さの秘密      ~主にトレーニングと運動生理学的視点から~」オリンピック(夏季)は1964年に東京で開催され、そして再び2021年に開催されました。その理念は「スポーツを通して心身を向上させ、…平和でより良い世界の実現に貢献する。」ことです。この「平和の祭典」での最も大きな関心事の一つは、オリンピックの華であるマラソンや陸上100mで誰が優勝するか、ではないでしょうか。本講義では、これらの競技で過去に活躍した選手を紹介し、その身体的特徴などについて紹介します。「フレイル予防や競技力向上に有効なウエイトトレーニングの方法」日本は超高齢社会になり、国民医療費は年間46兆円、介護費は11兆円を超えました。こういう時代にこそ「体」の自己管理が必要不可欠です。高齢者がフレイル(虚弱)状態になる一因はサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)であり、その予防改善には自重や重りを用いたウエイトトレーニングが有効です。またこのトレーニングはスポーツにおける競技力向上にも有効であることは言うまでもありません。本講義ではウエイトトレーニングの生理学的な理論とともに、その方法をいくつか紹介します。「いくつ売れば儲かるか? -損益分岐点で学ぶ管理会計-」製品があまり売れないときは損失(赤字)になりますが、売れる数量が増えていくと、ある数量を境にして利益(黒字)に転じます。この境界が損益分岐点であり、これに関する一連の分析のことを「損益分岐点分析」または「CVP分析」といいます。この講義では、損益分岐点を使った販売計画の事例について考えます。「誰がいくら払えばいいだろうか? -割り勘で学ぶ原価計算-」原価計算では、複数の製品にまたがって発生している原価のことを「間接費」といい、「配賦」という手続によって間接費を製品に配分します。この講義では、どのように配賦すればよいかについて考えます。「新潟の公共交通を考える」新潟駅~青山間のBRTが開業したことにより、新潟では公共交通への関心が高まっています。この講義では、私が実際に訪問した国内外の事例を通して、新潟の公共交通の将来について考えるきっかけを提供します。藤瀬 武彦(FUJISE Takehiko)経営情報学部 経営学科 教授(博士 医学)経  歴:1985年 早稲田大学教育学部教育学科体育学専修卒業 専門領域:保健体育山下 功(YAMASHITA Isao)経営情報学部 経営学科 准教授経  歴:1996年 横浜国立大学経営学部会計・情報学科卒業 専門領域:管理会計、原価計算、会計情報システム、公共交通経営

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