Last Update: 2001.12.04
本日の演習
- エクセルの演習で考えた内容をワードを用いてレポートにする。
- プレゼンテーションソフト・パワーポイントでレポートから
プレゼンテーション資料を作成する。
Microsoft社Wordを利用してのレポートの作成
レポート作成時の便利な機能
- 日付挿入
機能
日付が入ります。
手順
挿入→日付と時刻
(「自動的に更新する」にチェックすると
ファイルを開いた日の日付が自動的に挿入
されます)
- 自動ページ番号挿入
機能
自動的にページ番号が挿入されます。
手順
挿入→ページ番号:位置・横位置を合わせる。
(位置:ページの下 横位置:中央または右)
- 自動段落番号
機能
段落番号を設定できます。章・節・項を新たに途中で
挿入した場合、自動的に番号を振りなおしてくれます。
手順
(章・節・項のある文章が書いてあるときに)
1)表示→アウトライン
2)各章・節・項のところでクリックし「標準」と書いてある
ところの選択肢を「見だしn」に変更する。
(章:見だし1 節:見だし2 項:見だし3)
3)編集→すべて選択→書式→箇条書きと段落→アウトライン
適切なアウトラインを選択する
例
- 自動脚注
機能
指定した場所に脚注番号をつけ、文末またはページの最後に脚注を
記入できるようになります。また脚注を追加した場合、自動的に番号を
振り直してくれます。
手順
「挿入」→「脚注と文末脚注」(挿入場所と番号のつけ方を指定します)
- 表・グラフ(図)の挿入
機能
ワードにエクセルで作成した表を挿入します。
手順
1)エクセルで挿入したい表・グラフを指定し、コピーします。
2)ワードで表・グラフを挿入したい場所にポインターを持っていき
クリックします。
3)編集→形式を選択して貼りつけ
(適切な形式を選択します)
- 文字の回りこみ
機能
図の回りに文字を配置することができます。
手順
図のツールバーのテキストの折り返しをクリックする。
レポート作成の注意点
- 最初の行には、ページの右端に日付を入れる。
- 次の行には、ページの右端に講義名または演習名をいれる。
- タイトルを必ずつける(例:「~が都道府県別睡眠時間平
均値に及ぼす影響」。センタリングしよう。タイトルにふさわしい
書体・フォントサイズにしよう)
- タイトルの下(全体のバランスを考えて改行を入れてもよい)に
学籍番号と氏名を入れる(右寄せしよう)。
- 章立て構成は「課題・仮説・検証・結論」とすること。節に
ついては「レポート作成時の便利な機能」における例を参照。
- 課題の章ではレポートであつかう問いについての文章(箇条書き
ではない)を書くこと。自分の立てた問いは何であるか、そしてその問い
を明らかにすることの意義を書くこと。
- 仮説の章では、仮説とその仮説から論理的帰結(その仮説が正しいとしたら
どのような都道府県が睡眠時間平均値が高い/低いのか)についての文章を書くこと。
仮説は因果のプロセスが明確に分かるように書くこと。論理的な矛盾がないように
注意すること。
- 検証の章では、仮説を検証するためにどのようなデータを用いるのか
どのように操作的に定義した変数を用いるのか、どのような結果が示せたら
仮説を採択する/棄却するのか、どのような分析結果(グラフ・表を含む)
だったのか、その結果、どのような仮説を採択したかを記述する。
データの説明では、必ずだれがどのような方法作成したデータを使用したか
明記すること。アンケート調査から得られたデータの場合は、調査主体はもちろん
、調査対象(母集団)、サンプル数、調査方法(例:2段層化無作為抽出法)を記入
すること。
操作的定義例1:各都道府県の降雪量の指標として都道府県所在地の降雪量(mm)を
使用する。
操作的定義例2:高齢者割合は「各都道府県の65歳以上人口を全年齢の人口で
除したもの」と定義する。
*このレポートでは検証しなかった仮説についても書いておくこと。その場合、検証した
仮説と検証しなかった仮説を明記すること。
- 結論では、課題についてのどのような結論が得られたのか、その結果はどのような
意義を持っているのか、そして今後の研究課題があったら書いておく。
Microsoft社PowerPointを利用してのプレゼンテーション資料の作成
PowerPointは口頭発表を行うときのスライドを作成するソフトウェアである。
本日は、上記で作成したレポートから口頭発表用の資料を作成する。
1)パワーポイントを起動すると新しいプレゼンテーションの作成についてのウィザードが
開く。今日は「新しいプレゼンテーション」を選択する。
2)レイアウトを選択する画面が表示されるので、それぞれのページにおいて適切なレイアウト
を選択する。
3)スライドの背景のところで、右クリックするとメニューがあらわれ、レイアウトの変更や
背景の配色・さまざまな既存のデザインを使用できる。文字のところで右クリックすると文字の
配色やアニメーションの設定ができる(説明に関係のないことはしない方がよい)。
4)基本的に箇条書きでポイントだけを記す。詳しいことは配布資料や口頭で説明する。
5)はじめのスライドはタイトル・学籍番号・氏名、以下課題・仮説・検証・結論(必要に応じて
スライドの枚数を増やす)の順でスライドを作成する。
6)挿入→新しいスライドで次ページのスライドを挿入できる。
7)なお保存・編集等の基本操作はワードに酷似している。
・この頁に関する御質問は、
Send mail to komiyama@nuis.ac.jp