専門演習(情報)D
2020年度 前期 情報システム学科 3年 担当:中田(メイン)、河原(補助) 251,252教室
連絡事項
- 情報システム学科の選択必修科目となるので、AかDのどちらかを履修する必要があります。
- AかDのどちらを履修するかについて、指導教員から説明がある場合はその指示に従ってください。
授業目的
- コンピュータやネットワークの働きを理解し、それらを使いこなす技術を習得して、その発展可能性を理解する。そのために、具体的に情報システムの設計と構築を行なう。
- 情報システム演習(D分野)で学んだWeb技術(クライアント側)を活用し、本演習では主としてサーバ側のWeb技術を学習する。これにより、クライアント側と一体化したWebシステムとしての情報システムを設計構築する。
- この演習を通して、情報システムを構成するコンピュータ技術とネットワーク技術をの利活用方法を修得し、情報システム構築に必要な技術的基盤を理解し、仕事や生活などにおける問題解決に活用できる力を身に着けることを目標とする。
授業内容
- 開発環境の設定と確認
- プログラミング言語(PHP)その1
- プログラミング言語(PHP)その2
- プログラミング言語(PHP)その3
- データベース(MySQL)の利用方法
- Webシステムの基本(クライアントとの接続)
- Webシステムの基本(ログイン認証、セッション管理など)
- Webシステムの基本(セッション管理、データベース接続など)
- Webシステムの基本(データベース接続など)
- Webシステムの提案書と機能仕様書の作成
- 提案システムの作成(課題1)
- 提案システムの作成(課題2)
- 提案システムの作成(課題3)
- 提案システムの作成(課題4)
- 提案システムの作成(課題5)
成績評価方法
- 第1回~9回を評価点60%、第10回~15回を40%で評価する。各自が設計構築した最終成果物(第15回提出のレポート)の評価点25点満点を含む。合計100点満点として総合評価する。
- 受講者提出物の質問などを用いてフィードバックを行う。
教科書・参考文献
- 受講者には、Webシステム構築および実行環境をインストールしたUSBメモリを配布する。Windows環境があれば自宅でも作成実行することができるので、できるだけ自学自習を求める。テキストも電子化して、このUSBで提供する。
受講に当たっての留意事項
- 受講学生の理解度による演習の順序や分量を調整することがある
- 作成するWebページやプログラムなども配布したUSBメモリに保存するため、他のコンピュータ授業のように情報センターのバックアップに依存することはできない。対応策は授業初回で説明するが、USBメモリを忘れると授業を受けることができないことと併せて、しっかりした自己管理能力を求める。
- プログラミングに関しては、不明点やバグについては指導教員に遠慮なく質問すること。また、ネットなどを自ら進んで調べるなど、積極的で自立的な学習態度が不可欠である。
学習到達目標
- 具体的にWebシステムを設計構築することを通して、情報システムを構成するコンピュータ技術とネットワーク技術を体得して、情報システム構築に必要な技術的基盤を理解することができ、現実の問題解決に応用できる力を身に着けることができる(各回の評価75%および作成したWebシステム25%により評価)。
河原