プログラミング環境
2020年度 情報システム学科 2年次 後期 専門科目
金曜3限 教室(未定) 担当教員:河原
連絡事項
授業目的
- コンピュータにおける「環境」とは、コンピュータやネットワークを構成するハードウェアとソフトウェアの組み合わせや、それぞれの状態や設定を指します
- 「プログラミング環境」とは、それらのうち、プログラミング(プログラム作成やアプリケーション開発)を行なうために必要な基本ソフトウェア(OS)や、エディタ・コンパイラなどのソフトウェアが提供されている環境のことです
- この授業では、コンピュータによりプログラムを作成する際に必要なソフトウェアに関する知識や技術を学習します
- 具体的には、基本ソフトウェアの一つであるUNIX環境の使用方法を学習し、それを用いたプログラミングに関する基礎知識を学習していきます
- これにより、企業などにおける情報システムを運用するサーバや、アプリケーションの開発環境、組み込みシステム等で使用されているUnixの基本的な扱い方を学んで利用できるようになることを目的としています
授業内容
日程は変更の可能性があります。
- プログラミング環境について、UNIXについて
- UNIXの基本操作、シェルの機能、コマンド
- シェル、ファイルシステム、コマンド
- シェル、ワイルドカード、リダイレクト
- ワイルドカード、リダイレクト、パイプ
- エディタ、正規表現
- エディタ、正規表現
- ユーザ権限とアクセス権
- 他のOSとの連携、GUI環境
- プログラミングについて、シェルスクリプト
- シェルスクリプトの基礎
- シェルスクリプト:制御構造1
- シェルスクリプト:制御構造2
- シェルスクリプト:引数と関数
- まとめ
- 期末試験
成績評価方法
- 時間内に提出するリアクションペーパーの評価点の合計点を30%,中間レポート30%、期末試験40%の配分で評価します
- リアクションペーパーについては採点して返却し解説をします
- レポート・試験についてはポータルにて解答を提示し、講評をします
教科書・参考文献
- 講義資料を配付します(ポータルサイトからダウンロードすること)
- 連絡事項や追加情報は授業中に示したり、ウェブページ等に掲載したりします
受講にあたっての留意事項
- 受講学生の理解度により講義の順番(日程)や分量を調整することがあります
- プログラミングに関する講義や演習を履修済みであり、プログラミングについてある程度理解していることが望ましいです
- 「数学基礎」の履修を指導された学生は,個の単位を取得していることが望ましいです
- 継続した学習が必要となるため、欠席した場合は各自で資料を取り寄せて学習することが必要となります
学習到達目標
- UNIX環境を理解し活用できるようになる(リアクションペーパー15%,中間試験:30%)
- プログラミングに関する基礎知識を学習し、活用できるようになる(リアクションペーパー15%、期末試験:40%)
河原