(3) 第2章 演算と型 つづき
補足説明
- 変数の名前の付け方
- 英字と数字または _ (下線、アンダーライン、アンダーバー、アンダースコア)から作られ、先頭は数字以外
- 大文字と小文字は区別される
- 予約語(特別な意味が与えられている語句)は使えない(auto, break, case, do, など)
- 以下は伝統的にこうしましょうというもの
- 分かりやすい記号を使う
- 英語(予約語以外) 教科書p.82
- number, sum, average, score, degree
- 日本語(ローマ字)
- goukei, heikin, kokugo, suugaku
- 決まりきった記号を使う
- 普通の計算:a, b, c, d, m, n, x, y, z
- 数字:no, num
- 合計:sum
- 平均:ave
- 繰り返し:i, j, k
- 大文字は定数に使うことが多いので、変数は小文字を使う
- 変数の初期値
- 変数を宣言したときに、初期値として何が入るかは決まっていないので、初期化した方が良い
演習3-1
円の半径(実数型)を入力し、円の面積を計算して小数点以下2桁まで表示するプログラムを作る。円周率は3.14とする。
実行例
半径を入力:1.5
円の面積は7.07
演習3-2
国語、数学、英語の3教科の点数(整数型)を入力し、合計点と平均点を表示する。平均点は小数点以下1桁まで表示す
るプログラムを作る。
実行例
三教科の点数を入力して下さい。
国語:55
数学:89
英語:61
合計は205点
平均は68.3点
演習3-3
学籍番号を入力し、次のように別々に表示するプログラムを作る。
実行例
学籍番号を入力:12012001
学科:120
学年:1
番号:001
課題3
次の動作をするプログラムを作る
- 体重[kg](実数型)と身長[cm](実数型)を入力し、BMI(Body Mass
Index、体格指数、体重指数)を計算して小数点以下1桁まで表示する。
BMIの計算式は、BMI = 体重[kg] ÷ (身長[m])2
実行例
体重[kg]を入力:65.8
身長[cm]を入力:171.2
BMIは22.5です
- ある金額(1000円以下の整数)を入力し、その金額を小銭で支払うためには500円玉、100円玉、50円玉、10円
玉、5円玉、1円玉がそれぞれ何枚必要か表示するプログラムを作る。大きい額の小銭を優先して支払うとする。
実行例
金額を入力(1000円以下):982
500円玉:1枚
100円玉:4枚
50円玉:1枚
10円玉:3枚
5円玉:0枚
1円玉:2枚
注意
- 宛先は kawahara 件名は 1200xxxx処理演習
C1課題X のように学籍番号、講義名、課題名を続けて書く(数字や記号は半角で入力し、空白は入
れない)
- メールの本文に、ソースプログラム、実行結果、感想・考察(必ず)を書く。添付メールは使用しない。
- 課題は1つのメールにすべてを書く
- 時間内に、メールで送信する(時間内にできなかった人は出来たところまでを送信する)
次回予告
第3章