コンピュータビジョン
2016年度前期 情報システム学科 3年次 専門科目
木曜1限 240教室 担当教員:河原
連絡事項
- 成績について
- 定期試験の祭典が終わり次第アナウンスします。
- 第4回レポートは採点済みです。
- ポータルにレポート提出状況を上げています。確認してください。
- 第2回中間レポーについて
- レポートで使用する画像2
- レポートで使用する画像1
- 第1回中間レポートについて
- 5/6現在
学校のPCにインストールされているJTrimはバージョンが古いためGIFファイルを扱えないことが学生からの指摘で分かりました。センターには対応をお願いしていますが、すぐ直るかどうかは分かりません。
- 対処法
- GIFフォーマットへの変換は別のソフト(ペイントで可能)を使う
- 自分のPCに最新版をインストールする(GIFフォーマットに対応しています)
- USBメモリに最新版を入れて使う(LHA書庫版を解凍ソフトを使って解凍して実行する)
- 対応を待つ(提出締切までに直るかどうかは分からないので上記のいずれかで行ってください
- 第1回中間レポートで使う画像
- Jtrimのサイトへのリンク
- Prewitt, Sobelフィルタは縦と横の2つがあるので両方実行してください。
- 画面に表示されたものをWordに貼り付ける(スクリーンショットを撮る)には、PrintScreenキー(一般的なパソコンにはあります。他のキーと組み合わせる場合もあります)を押すと画面がコピーされるので、画像処理ソフト(ペイントや今回使うJTrim)に貼りつけて、必要な部分を切り出してから、またコピーしてWordに貼りつければできます。
- 一部のパソコンにはこのキーが無い場合があります(Microsoft Surface)。その場合のスクリーンショットの撮り方は各自調べるか質問してください。スクリーンショットを撮るためのソフトもあります。
- 4/28 第2回(4/21)の出席状況を確定しました(ポータル)。
- 4/21 第1回(4/14)の出席状況を確定しました。説明した通り、出席管理システムとノートの提出で出席となるので、どちらか片方の場合は「遅刻」として付けてあります。今回は出席管理のみ1名、ノートのみ1名いました。
- 出席状況がポータルサイトから確認できるので各自で確認して下さい。5回以上の欠席で期末試験の受験資格が無くなります。
- テキストとノートはポータルサイトでファイルを配布します。各自で用意して予習してきてください。
- 初回はこちらで用意します。
- PDFファイルとして配布するので、紙に印刷するか、印刷せずにノートPC、タブレットやスマートフォンで閲覧しても構いません。
- 出席管理システムを使用します。
- 講義概要へのリンク
授業目的
人間が外界の情報を得る手段のほとんどは「視覚」による画像情報である。この仕組みと同等の機能をコンピュータに持たせ,コンピュータに画像を処理・計測・認識・理解させる手法が「コンピュータビジョン」という手法であり、様々な研究がなされている。本講義では、コンピュータビジョンにおける数理的な原理や仕組みを理解し、その手法を新しい問題へ適用するための手法を学習する。さらにコンピュータビジョンの応用事例について具体例を見ながら学習する。また、画像作成の原理と手法についても学習する。
授業内容
- (4/14) コンピュータビジョンとは、応用事例の紹介
- (4/21) 画像処理1:ディジタル画像、画像の表現方法、画像フォーマット
- (4/28) 画像処理2:画像処理の手法、ヒストグラム処理、空間フィルタ処理
- (5/12) 画像処理3:画像の幾何変換、同次座標による表現、補間処理
- (5/19) 画像処理4:二値化の手法、二値画像処理
- (5/26) 画像処理5:画像の周波数解析の原理と手法
- (6/02) 画像認識1:画像認識の原理、パターン認識の手法
- (6/09) 画像認識2:応用事例(文字認識)
- (6/16) 画像認識3:応用事例(バイオメトリクス、リモートセンシング)
- (6/23) 画像理解1:立体認識の手法
- (6/30) 画像理解2:動画像および動画像処理の手法
- (7/07) 画像理解3:応用事例(ロボット)
- (7/14) 画像作成1:コンピュータグラフィックスの原理と手法1
- (7/21) 画像作成2:コンピュータグラフィックスの原理と手法2
- (7/28) 応用事例(バーチャルリアリティ、拡張現実)
- (8/04) [期末試験]
成績評価
- 数回提示するレポート課題の評価点合計を50%、期末試験の評価点を50%で評価する
教科書・参考文献
- 資料を配付する(ポータルサイトから授業前に各自ダウンロードしておくこと)
- 参考文献は講義中に紹介する
受講に当たっての留意事項
- 受講学生の理解度により講義の順番(日程)や分量を調整することがある
- 「数学基礎」の履修を指導された学生は,この単位を取得していることが望ましい。
学習到達目標
- 画像処理、計測、認識、理解の手法について学習する (レポート25%、期末試験25%)
- 画像処理、計測、認識、理解について理解し、与えられた問題に対し適用できるようになる(中間レポート25%、期末試験25%)
河原