プログラミング環境
2018年度 情報システム学科 2年次 後期 専門科目
金曜3限 教室(未定) 担当教員:河原
連絡事項
授業目的
- コンピュータにおける「環境」とは、コンピュータやネットワークを構成するハードウェアとソフトウェアの組み合わせや、それぞれの状態や設定を指します
- 「プログラミング環境」とは、それらのうち、プログラミング(プログラム作成やアプリケーション開発)を行なうために必要な基本ソフトウェア(OS)や、エディタ・コンパイラなどのソフトウェアが提供されている環境のことです
- この授業では、コンピュータによりプログラムを作成する際に必要なソフトウェアに関する知識や技術を学習します
- 具体的には、基本ソフトウェアの一つであるUNIX環境の使用方法を学習し、それを用いたプログラミングに関する基礎知識を学習していきます
- これにより、企業などにおける情報システムを運用するサーバや、アプリケーションの開発環境、組み込みシステム等で使用されているUnixの基本的な扱い方を学んで利用できるようになることを目的としています
授業内容 (変更有)
- プログラミング環境について、UNIXについて
- UNIXの基本操作、シェルの機能、基本コマンド1
- ファイルシステム、ファイルの操作
- ファイルとディレクトリの操作
- ワイルドカード、パイプ、リダイレクト
- 正規表現
- エディタ
- ユーザ権限とアクセス権
- Windowsとの連携
- プログラミングについて、シェルスクリプトの基礎1
- シェルスクリプトの基礎2
- 御構造とアルゴリズム1
- 御構造とアルゴリズム2
- 御構造とアルゴリズム3
- まとめ
- 期末レポート提出
成績評価方法
- 時間内に提出するリアクションペーパーの評価点の合計点を30%,中間レポート30%、期末レポート40%の配分で評価する
- リアクションペーパーについては採点して返却し解説を行う
- レポートについてはポータルにて解答を提示し、講評を加える
教科書・参考文献
- 講義資料を配付する(ポータルサイトからダウンロードすること)
- 参考文献は講義中に紹介する
受講にあたっての留意事項
- 受講学生の理解度により講義の順番(日程)や分量を調整することがある
- プログラミングに関する演習や講義科目を履修済みであり、プログラミングについてある程度理解していることが望ましい
- 「数学基礎」の履修を指導された学生は,この単位を取得していることが望ましい
- 継続した学習が必要となるため、欠席した場合は各自で資料を取り寄せて学習することが必要となる。
- 連絡事項や追加情報はウェブページに掲載する
学習到達目標
- UNIX環境を理解し活用できるようになる(リアクションペーパー15%,中間レポート:30%)
- プログラミングに関する基礎知識を学習し、活用できるようになる(リアクションペーパー15%、期末レポート:40%)
河原