コンピュータビジョン
2018年度前期 情報システム学科 3年次 専門科目
木曜1限 240教室 担当教員:河原
連絡事項
- 宿題1について
- レナ画像 256×256画素、無圧縮フルカラーBMPフォーマット
- クリックして画像を表示し、右クリックメニューから「名前を付けて保存」で保存して使用してください
- 配布資料と課題をポータルサイトにて配布します。各自ダウンロードしてください。
- 配布資料はPDFファイルで配布するので、紙に印刷してもらってもよいですが、印刷せずにノートPC、タブレット端末、スマートフォンで閲覧しても構いません。
- 課題は印刷し解答を記述してきてください。授業時に提出してもらいます。
- 出席管理システムを使用します。
授業目的
- 人間が外界の情報を得る手段のほとんどは「視覚」による画像情報です。この仕組みと同等の機能をコンピュータに持たせ、コンピュータに画像を処理し、認識させる手法が「コンピュータビジョン」という研究分野であり、様々な研究がなされています。
- この授業では、コンピュータビジョンにおける数理的な原理や仕組みを理解し、応用事例について具体例を見ながら学習していきます。また、画像作成の原理と手法についても学習します。
- 最終的には、コンピュータビジョンの手法を新しい問題へ適用できるようになることを目標とします。
授業内容
- (4/12) コンピュータビジョンとは。画像処理1:デジタル画像、画像フォーマット。
- (4/19) 画像処理2:ヒストグラム、濃度変換、空間フィルタ処理
- (4/26) 画像処理3:グレースケール変換、幾何変換
- (5/10) 画像処理4:二値化処理、二値画像処理
- (5/17) 画像処理5:画像の周波数変換
- (5/24) 画像認識1:画像認識の原理、パターン認識
- (5/31) 画像認識2:文字認識、医用画像処理
- (6/07) 画像認識3:バイオメトリクス
- (6/14) 画像認識4:リモートセンシング
- (6/21) 画像認識5:立体認識
- (6/28) 画像認識6:動画像処理
- (7/05) 応用事例1:ロボット
- (7/12) 応用事例2:バーチャルリアリティ、拡張現実
- (7/19) 画像作成1:コンピュータグラフィックスの原理と手法1
- (7/26) 画像作成2:コンピュータグラフィックスの原理と手法2
- (8/02) [期末試験]
成績評価
- 課題として提示するもののの評価点合計を50%、期末試験の評価点を50%で評価する
- 課題については採点して返却し解説を行う。期末試験についてはポータルにて全体の評価について講評する。
教科書・参考文献
- 資料を配付する(ポータルサイトから授業前に各自ダウンロードしておくこと)
- 参考文献は講義中に紹介する
受講に当たっての留意事項
- 受講学生の理解度により講義の順番(日程)や分量を調整することがある
- 「数学基礎」の履修を指導された学生は,この単位を取得していることが望ましい。
学習到達目標
- 画像処理、計測、認識、理解の手法について学習する (課題25%、期末試験25%)
- 画像処理、計測、認識、理解について理解し、与えられた問題に対し適用できるようになる(課題25%、期末試験25%)
河原